日本人の野菜摂取量は目標まで「あと約91g」 ― 野菜を食べようプロジェクト賛同のご報告

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レガーメ合同会社は、農林水産省が推進する「野菜を食べようプロジェクト」の趣旨に賛同し、健康的な食生活と野菜の消費拡大に向けた取り組みを応援してまいります。

本記事では、プロジェクトの正確な概要、最新の野菜摂取量データ(2025年12月公表の令和6年国民健康・栄養調査)、そして1日の目標摂取量「350g」を実生活に落とし込むための具体的な目安について、公的データに基づいてご紹介します。本記事の数値はすべて、執筆時点で公表されている最新の公的統計に基づいています。

「野菜を食べようプロジェクト」とは ― 国が推進する消費拡大の取り組み

「野菜を食べようプロジェクト」は、農林水産省 農産局園芸作物課が運営する、野菜の消費拡大を目的とした取り組みです。SNSや公式Webページを通じて、お手頃価格の野菜情報やレシピを継続的に発信するほか、本プロジェクトに賛同する事業者を「野菜サポーター」として登録・紹介する制度が設けられています。大手食品メーカー、外食チェーン、教育機関、Webメディアなど、業種を問わず多くの事業者が登録しており、当社もそのなかの一社として、野菜消費の拡大に取り組んでまいります(参考:野菜サポーター一覧|農林水産省)。

最新データで見る日本人の野菜不足 ― 目標まで「あと約90g」

背景にあるのは、日本人の野菜摂取量が国の目標値を継続的に下回っているという現実です。厚生労働省が国民の健康づくりの指針として策定する「健康日本21(第三次)」では、成人1人1日あたりの野菜摂取目標量を350g以上と定めています。この基準は、カリウム・食物繊維・抗酸化ビタミンなどの適正な摂取が期待される量として設定されたものです。

一方、厚生労働省が2025年12月に公表した令和6年「国民健康・栄養調査」によれば、20歳以上の野菜摂取量の平均値は以下のとおりです。

  • 全体平均:258.7g
  • 男性:268.6g
  • 女性:250.3g

目標量との差は約91g、つまり野菜小鉢1皿分以上が日々不足している計算になります。さらに注目すべきは、年齢階級別の傾向です。男女ともに年齢が高い層ほど摂取量が多く、特に20~30歳代といった働き盛り・子育て世代で不足が顕著であることが、複数年の調査で繰り返し示されています(出典:令和6年国民健康・栄養調査結果の概要[PDF])。

なぜ野菜が必要なのか ― 栄養面からみた価値

野菜には、私たちの体に欠かせない以下のような栄養素が豊富に含まれています。

  • ビタミン類(ビタミンA・C・葉酸など) ― 免疫機能の維持や皮膚・粘膜の健康に関与
  • ミネラル(カリウム・カルシウム・マグネシウムなど) ― 血圧や骨の健康維持に寄与
  • 食物繊維 ― 腸内環境の改善や血糖値の急上昇抑制に関係
  • 機能性関与成分(ポリフェノール・カロテノイドなど) ― 抗酸化作用が期待される成分

これらの栄養素は、特定の食品に偏らず、淡色野菜と緑黄色野菜を組み合わせて多様に摂取することで、バランスよく取り入れることができます。旬の野菜は栄養価が高く、価格も手頃になる傾向があるため、季節に応じた野菜選びがおすすめです。

350gはどのくらい? ― 「1皿70g × 5皿」で考える目安

「350g」と聞いても、日常の食卓ではイメージしにくいかもしれません。そこで農林水産省や一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会では、「1皿あたり野菜70g」を基準に考えることを推奨しています。

つまり、70g × 5皿 = 350g。1日3食のなかで、副菜や汁物を含めて野菜料理を5皿分とることで、目標量に到達できます。先ほどの「不足量約91g」と照らし合わせると、現在の食生活に「もう1皿」を加えるだけで、平均値ベースでは目標値に近づける計算になります。

1日に必要な野菜料理の例(野菜摂取目標量350g) ― 1皿70g×5皿のイメージ

(資料提供:一般社団法人 ファイブ・ア・デイ協会 / 出典:農林水産省)

具体的な構成例としては、ほうれん草のおひたし1人前、サラダ1皿、味噌汁の具、付け合わせの温野菜、煮物の小鉢といった組み合わせで、無理なく5皿に到達できます。素材別の70g目安量については、農林水産省の「1皿70gってどれくらい?代表的な野菜素材の70gの目安量」(PDF)でご確認いただけます。

続けるための4つの工夫 ― 「サラダだけ」では難しい理由も含めて

野菜摂取量を増やすためには、無理なく続けられる工夫が欠かせません。以下は、農林水産省や関連機関が発信している情報をもとに、当社が日常の食生活で取り入れやすい順に整理したポイントです。

  1. 「もう一皿」を意識する ― いつもの献立に副菜をひとつ加えるだけで、目標到達に近づきます。新しい習慣を作るのではなく、既存の食事に上乗せする発想がもっとも続きやすいアプローチです。
  2. 加熱調理でかさを減らす ― 生野菜のサラダはお手軽ですが、見た目のボリュームに対して実際の摂取量は意外と少なくなりがちです。煮る・蒸す・炒めるなど加熱によりかさが減るため、同じ皿でも多くの量を摂れます。「サラダだけで350gは難しい」という意識が、現実的な工夫の出発点になります。
  3. 旬・お手頃価格の野菜を活用する ― 農林水産省公式SNS(XFacebook)では、毎週のお手頃野菜情報が発信されています。旬の野菜は栄養価が高く、価格も抑えられるため、家計と健康の両方に優しい選択です。
  4. 調理を簡略化する ― 冷凍野菜やカット野菜を上手に活用することで、忙しい日でも続けやすくなります。「cookpad 農林水産省のキッチン」や独立行政法人農畜産業振興機構のおすすめ野菜レシピ集など、公的機関が監修するレシピも参考になります。

レガーメ合同会社の姿勢 ― 食を通じた持続可能性への関与

当社は、健康的な食生活が個人のウェルビーイングだけでなく、国内農業の活性化や食料自給率の維持といった、社会全体の持続可能性にも関わる重要なテーマであると考えています。野菜の消費を増やすことは、生産者・流通・消費者すべてに利益をもたらす循環につながります。

「野菜を食べようプロジェクト」が掲げる、消費拡大を通じた国民の健康増進と国内農業の活性化という二つの方向性に深く共感し、当社は本プロジェクトの趣旨を社内外に発信するとともに、自社内でも従業員の健康意識向上に資する情報共有を進めてまいります。

食を通じた健康づくりは、一人ひとりの日々の選択から始まります。当社は今後も、信頼できる公的情報をもとに、生活者の皆さまにとって有益な情報を発信してまいります。

本記事の出典・参考情報

※本記事内の統計数値はすべて公的機関の公表データに基づきます。最新版の公表があった場合は随時更新します。本記事は医療・栄養に関する個別アドバイスを目的としたものではなく、特定の疾患や食事制限がある方は医師・管理栄養士にご相談ください。

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