求人票の応募資格欄で、指が止まったこと、ありませんか。「大学卒業以上」その一行を見た瞬間にブラウザを閉じて、また別の求人を開いて、同じ行でまた止まる。
深夜のスマホの明かりだけが、部屋にぼんやり落ちている。そこから「働きながら 大学」と検索してたどり着いたのが、開志創造大学 情報デザイン学部。
年間授業料25万円、通学ゼロ。できすぎている気がして「口コミ」と打ち込み、何も出てこないことに戸惑っている。
はじめまして。Webマーケターをしながら10年ほど学び直しを続けている40代の女性です。最初の数年は失敗続きで、ずいぶん高くつく回り道をしました。だからこそ、あなたには同じ遠回りをしてほしくありません。
この記事では、開志創造大学 情報デザイン学部の口コミが見つからない本当の理由、公式サイトが前面に出していない学費の総額、そして向いている人・向いていない人の線引きまで、正直にお伝えします。
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開志創造大学 情報デザイン学部の口コミが「見つからない」本当の理由

先に結論をお伝えします。開志創造大学 情報デザイン学部の口コミは、探してもほとんど見つかりません。
私も探しました。かなり真剣に探しました。それでも出てきませんでした。
ただ、これは大学が何かを隠しているからではありません。理由はもっと単純で、そして拍子抜けするほど当たり前のものです。
この学部は2026年4月に開設されたばかりで、卒業生がまだ一人もいないからです。
口コミというのは、体験した人がいて初めて生まれます。
開設から数か月しか経っていない学部に「4年間通ってみた感想」を書ける人は、この世に存在しません。
存在しないものは、どれだけ検索しても出てこない。あなたの検索が下手なわけでも、情報感度が低いわけでもないんです。

え、口コミゼロってヤバくないですか?普通、悪い評判くらいは出てくるじゃないですか!

順番が逆ですよ。悪評を消しているんじゃなくて、まだ誰も卒業していないだけです。歴史が浅い学校で口コミを探すのは、開店3日目のお店に「10年通った常連の声」を求めるようなものですね。
2026年4月開設・卒業生ゼロという事実
まず時系列を整理しておきましょう。ここを押さえておくと、ネット上の情報が急に読みやすくなります。
- 母体となる事業創造大学院大学は2006年に開学(大学院大学として運営)
- 2026年4月、通信教育課程の情報デザイン学部を新設
- 学部開設にともない、大学名を開志創造大学へ変更
- 4年制のため、最初の卒業生が出るのは早くても2030年3月
つまり、いま在学している1年生でさえ、まだ数か月しか学んでいない段階です。
「授業の質はどうでしたか」「就職に有利でしたか」といった、あなたが一番知りたい種類の評判が出そろうまでには、あと数年かかります。
逆に言えば「1期生」として入れる時期でもある
ここは正直に、両面からお話しします。
情報が少ない時期に入学するということは、他人の評価に振り回されずに自分の基準で決められるということでもあります。
何百件ものレビューを読み比べて、結局どれを信じればいいか分からなくなる——そんな消耗をしなくて済む。これは意外と大きな利点です。
一方で、リスクもはっきりあります。卒業率も就職実績も、まだ数字として存在しません。
「先輩がこうだったから自分も大丈夫」という安心材料が、この学部には一切ないんです。
だからこの記事では、存在しない口コミを無理に探すのではなく、いま公開されている事実を積み上げて判断するという方法をとります。遠回りに見えて、これが一番確実です。
知恵袋・SNSで語られている評判をまとめてみた

「知恵袋なら本音が書いてあるはず」——そう思って検索した方も多いと思います。実際に調べてみると、興味深い傾向が見えてきました。
結論から言うと、知恵袋やSNSにあるのは「口コミ」ではなく「不安の質問」がほとんどです。
つまり、答えている人ではなく、聞いている人ばかりが並んでいる状態なんです。
知恵袋に多いのは「口コミ」ではなく「不安の質問」
目にする質問の傾向を要約すると、だいたい次のような内容に集約されます。
- 聞いたことがない大学名だが、ちゃんとした大学なのか
- 通信制の大卒資格は、就職や転職で不利にならないのか
- 完全オンラインで、本当に卒業まで続けられるのか
- 年間25万円は安すぎないか。何か裏があるのではないか
お気づきでしょうか。これ、あなたが今抱えている疑問とほとんど同じですよね。
同じ不安を持った人が、同じように検索して、同じように答えを見つけられずに質問を投稿している。それが現在の状況です。
そして回答の多くは、実際に在籍している人からのものではなく、通信制大学一般についての推測や一般論です。
参考にはなりますが、この学部の実態を語ったものではないと理解して読む必要があります。

じゃあ、知恵袋を見る意味はないってことですか?

いえ、意味はありますよ。「みんな同じところで不安になっている」と分かるだけでも、ずいぶん気持ちは軽くなります。ただ、答えを見つける場所としては期待しすぎないことですね。
ポータルサイトの「感想」を読むときの注意点
進学情報サイトには、この学部に関する「みんなの感想(評判・口コミ)」が掲載されています。
たとえばベスト進学ネットには、Webデザインの仕事のなかでITスキルの不足を感じて入学を決めた方や、ビジネスとITを国際協力に活かしたいと考えている方の声が載っています。
ただし、ここは冷静に読んでください。これらは「入学を決めた理由」であって、「入学してみた結果」ではありません。
掲載元も、サイトまたは学校が実施したアンケートに答えた個人の感想であり、投稿時点の内容である旨を明記しています。
出典:ベスト進学ネット 開志創造大学 情報デザイン学部 みんなの感想(評判・口コミ)
「入学前の期待」は、その人がその学部に何を求めたかを教えてくれます。これは自分の目的を整理するうえで役に立ちます。一方で「授業についていけたか」「サポートは機能したか」といった評価は、時間が経たないと出てきません。この2つを混ぜて読まないことが、情報に振り回されないコツです。
「やばい」と検索される開志創造大学 情報デザイン学部の実態

検索窓に大学名を入れると、「やばい」という言葉が一緒に出てくることがあります。この言葉を見て、そっとページを閉じかけた方もいるかもしれません。
でも、ここで立ち止まってほしいんです。「やばい」という言葉は、中身のない不安の器です。
中に何が入っているのかを分解しない限り、いつまでも怖いままで終わってしまいます。
調べていくと、この「やばい」の正体は、だいたい次の3つに分けられました。ひとつずつ、事実で確認していきましょう。
運営母体はどこか(学校法人新潟総合学園/NSGグループ)
ひとつめは「聞いたことがない大学だから不安」というものです。
開志創造大学を運営しているのは、学校法人新潟総合学園(NSGグループ)です。
同法人は新潟医療福祉大学や新潟食料農業大学なども運営しています。前身の事業創造大学院大学は2006年の開学以来、20年近く運営されてきた実績があります。
また、事業創造大学院大学は認証評価も受けています。
2012年に日本高等教育評価機構による大学認証評価で基準に適合していると認定され、経営系専門職大学院としても大学基準協会の認証評価を受けています。
出典:事業創造大学院大学 第三者機関大学評価
つまり「どこの誰が運営しているか分からない団体」ではありません。ここは安心していい部分です。
文部科学省の設置認可を受けた正規の大学である
ふたつめが、いちばん重要な論点です。
情報デザイン学部は、大学設置・学校法人審議会の答申を経て、文部科学省の設置認可を受けて開設された正規の学部です。
ネット上によくある「オンライン講座」「無認可のスクール」とは、制度上まったく別のものだと理解してください。
そして卒業時には、通学制の大学と同等の学士(情報学)が授与されます。
この「学士」という学位は、通信制だからといって格下になるものではありません。
履歴書には「大学卒業」と書けますし、「大卒以上」の求人にも応募できるようになります。
出典:NSGグループ 開志創造大学 情報デザイン学部(仮称・設置認可申請中)大学設置・学校法人審議会が認可に関し「可」とする答申を公表

じゃあ通信制でも、堂々と「大卒です」って言っていいんですね!

言っていいですよ。学士は学士です。ただ、そこに至るまでが通学制よりラクという意味ではありません。そこは後でしっかりお話しします。
それでも残るリスクは正直に書きます
ここまで読んで「なんだ、大丈夫じゃないか」と思われたかもしれません。でも、都合のいいことだけ書いて終わりにはしたくないんです。
現時点で残っているリスクを、そのまま並べます。
| 言われていること | 実際のところ |
| 怪しい大学ではないか | 文部科学省の設置認可を受けた正規の大学。運営は学校法人新潟総合学園 |
| 口コミがないのは悪評を消しているから | 2026年4月開設で卒業生が存在しないため。時期の問題 |
| 通信制の学位は格下 | 通学制と同等の学士(情報学)が授与される |
| 知名度が低い | 事実。学部としての知名度はこれから積み上げる段階 |
| 卒業できるか分からない | 事実。卒業率・就職実績のデータはまだ存在しない |
下の2行、ごまかさずに「事実」と書きました。知名度はまだ高くありませんし、実績データも存在しません。
これは新設校である以上、避けられないことです。
ここを許容できるかどうかが、最初の分かれ道になります。
「実績が出そろってから決めたい」という判断も、まったく間違っていません。
数年待って、1期生の声を聞いてから動く。それも立派な選択です。
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入学を決めた人のブログ・体験記から見えてくること

次に、個人のブログや体験記を探してみました。知恵袋よりも詳しい記録が読めるのではないか、と期待した方も多いはずです。
結論としては、いま読めるのは「入学前」「入学直後」の記録がほとんどでした。ここでも理由は同じで、4年間を走り切った人がまだいないからです。
今読めるのは「入学前」の記録が中心
ブログや体験記として見つかるのは、たとえばこういった内容です。
- オンライン説明会に参加してみた感想
- 資料請求から出願までの手続きの流れ
- 他の通信制大学と迷ったときの比較メモ
- 入学が決まったときの心境
これらは手続きの流れを知るうえでは役に立ちます。
でも、あなたが本当に知りたいのは——授業は難しかったか、仕事と両立できたか、心が折れなかったか、そして卒業できたか。そちらですよね。
これらを書けるブログは、まだ地球上に一つも存在しません。
厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、これが現実です。そして、この現実を受け入れたところから、初めて正しい判断が始まります。
大学側の発信と第三者の発信を区別して読む
公式サイトには、在学生や入学者のインタビュー記事が掲載されています。
「大卒とIT×ビジネスの武器を掴むために、働きながら無理なく学べる大学を選択した」といった、リアルな動機が語られていて、読み物としては十分に参考になります。
ただ、ここでも一歩引いて読んでください。これは大学が自ら発信している情報です。
掲載されるのは、当然ながら前向きな声が中心になります。嘘だと言いたいのではありません。
情報の出どころにラベルを貼りながら読む、という習慣の話です。
出典:開志創造大学 情報デザイン学部 公式サイト
①大学が発信した情報=正確だが、前向きな面が中心になる
②ポータルサイトの情報=比較しやすいが、掲載時点のもので古い場合がある
③個人の発信=本音に近いが、その人だけの体験である
どれが正しいかではなく、どういう性質の情報かを意識するだけで、判断の精度は大きく変わります。
開志創造大学 情報デザイン学部の学費は結局いくらか

ここからが本題です。おそらく、あなたが一番知りたい部分だと思います。
広告や紹介記事では「年間授業料25万円」という数字が前面に出ています。これは事実です。
ただし、実際に必要になるお金は、それだけではありません。
誤解しないでいただきたいのですが、大学が何かを隠しているわけではありません。
公式サイトの学費ページにきちんと書いてあります。ただ、広告で「25万円」だけを見た人が、その内訳まで確認しないまま出願を検討してしまう——それが一番危ないと思うんです。
だから、ここで全部並べます。
初年度に必要な費用の内訳
公式サイトで公表されている費用項目は、次のとおりです。
| 費用項目 | 金額 | 備考 |
| 入学金 | 30,000円 | 初年度のみ |
| 授業料(年間) | 250,000円 | 広告で強調される金額 |
| システム利用料(年間) | 32,000円 | 学習システムの利用料 |
| 学籍管理料(年間) | 24,000円 | 在籍にともなう管理費 |
| 教材費 | 135,000円 | 先端ITコースのみ2年次から別途必要 |
ご覧のとおり、授業料25万円のほかにシステム利用料と学籍管理料が毎年かかります。
この2つを合わせると年間56,000円。4年間なら20万円を超える計算になります。ここを知らずに家計の計算をすると、後で慌てることになります。
また、先端ITコースを選ぶ場合は2年次から教材費が別途必要とされています。
コース選びは学ぶ内容だけでなく、費用面にも影響するということです。
出典:開志創造大学 情報デザイン学部 4年間の授業料は25万円から、学びやすい学費
ここに記載した金額は、公式サイトに掲載されていた時点の情報です。学費や費用項目は改定される可能性がありますし、コースや入学年度によっても変わることがあります。出願を検討する段階では、必ず最新の募集要項でご確認ください。ネット上の記事は、あくまで下調べの材料です。
見落としがちな「授業料以外」のコスト
さらに、上記の表に含まれていない費用があります。公式サイトにも明記されているものです。
- 授業で使用する教科書代
- 授業で使用するパソコン代
特にパソコンは要注意です。授業動画はスマホやタブレットでも視聴できますが、プログラミングやレポート作成を考えると、パソコンは実質的に必要だと考えておいたほうがいいでしょう。
手元にない場合、初期費用として数万円から十数万円が上乗せされます。
一方で、通信制ならではの「かからない費用」もあります。
スクーリングがないため、通学のための交通費も、宿泊費も発生しません。
地方在住の方にとって、これは想像以上に大きな差になります。通学制の大学に通うために引っ越しを考えていた方なら、家賃だけで年間数十万円が浮く計算です。

結局トータルだと、そこそこの金額になるんですね……。

そうです。でも、通学制の私立大学と比べれば、それでもかなり抑えられています。大事なのは「安い」で判断しないこと。総額を知ったうえで、払えるかどうかを自分で計算することです。
最長8年在籍・5年目以降は授業料がかからない
ここは、多くの紹介記事が触れていない部分です。個人的には、この学部でもっとも評価できる設計だと思っています。
情報デザイン学部は最長8年間の在籍が可能とされています。
そして、5年目以降は授業料がかからず、システム利用料と学籍管理料のみで在籍を続けられます。
これが何を意味するか、分かりますか。
働きながら学ぶ人には、必ず「思うように進まない時期」が来ます。仕事が忙しくなる。体調を崩す。家庭の事情が変わる。
そういうとき、「4年で卒業しなければ全部無駄になる」という設計だと、人は簡単に折れます。
でも「ペースを落としてもいい。時間はある」と分かっていれば、立て直せる。この違いは、続けるうえで決定的です。

もし4年で卒業できなかったら、どうなるんですか?

すぐ退学、ではありません。最長8年まで在籍できて、5年目以降は授業料の負担も軽くなります。ここが、この学部を落ち着いて見られる一番の理由ですね。焦って詰め込むより、止まらないことのほうがずっと大事です。
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オンライン完結という仕組みのメリットと落とし穴
この学部の最大の特徴は、スクーリングが一切なく、入学から卒業まで一度も通学せずに済む点です。オンラインで完結する設計は、間違いなく大きな魅力です。
ただし——ここが今日いちばんお伝えしたいことなのですが、この「自由さ」こそが、最大の落とし穴でもあります。
スキマ時間で進められる設計(1回15分の授業動画)
まず、良い部分から見ていきましょう。学習設計はかなり考えられています。
- 授業動画は1回15分。通勤電車や寝る前のスキマ時間で消化できる
- PCだけでなくスマホ・タブレットでも視聴できる
- 事前録画型のオンデマンド方式なので、時間帯を選ばない
- 期末試験もオンラインで完結する
- 授業設計の専門家(インストラクショナルデザイナー)が動画制作に関わっている
15分という単位設定は、実によく考えられています。90分の動画は「まとまった時間ができたら見よう」となり、その時間は永遠に来ません。
15分なら昼休みでも手が出る。地味ですが、継続を左右する決定的な工夫です。
サポート体制(チャット質問・学修アドバイザー・数学の補講)
オンライン学習の弱点は「詰まったときに聞ける相手がいないこと」です。この点について、公表されているサポート体制は次のとおりです。
| サポート | 内容 |
| チャット質問 | 分からない箇所をいつでも質問でき、原則24時間以内に回答 |
| 学修アドバイザー | 学生一人ひとりの進捗・学修履歴を把握し、教員と連携して卒業まで支援 |
| 数学のサポート講義 | 受講開始前に、学修に必要な数学の基礎を補う講義を用意 |
| ポートフォリオ | 作成したレポート等をLMS内に蓄積し、就職活動でアピールできる |
個人的に注目したのは数学のサポート講義です。
情報系の学部と聞いて「文系だから無理だ」と諦める人は本当に多い。
そこに事前の補講を用意しているというのは、「文系・未経験者を本気で受け入れるつもりがある」という設計思想の表れだと感じました。
出典:開志創造大学 情報デザイン学部 情報デザイン学部
それでも通信制の卒業率は通学制より低い、という現実
さて、ここからは耳の痛い話をします。売りたい側なら絶対に書かない部分です。でも、書きます。
通信制大学の卒業率は、通学制と比べて大幅に低いことが知られています。
文部科学省の学校基本調査をもとにした分析では、通学制大学の卒業率が8〜9割台であるのに対し、大学通信教育の卒業率は著しく低い水準にとどまることが指摘されています。
出典:日本ウェルネススポーツ大学 学術誌掲載論文「データから見る大学通信教育」(文部科学省 学校基本調査に基づく分析)
ただし、この数字は丁寧に読む必要があります。
編入学で2〜3年で卒業する人も、5年以上かける人もいますし、卒業ではなく「学ぶこと自体」を目的に在籍する人もいます。
単純な割り算だけで「通信制は卒業できない」と結論づけるのは早計だという指摘もあります。
それでも、傾向としてはっきりしていることがあります。通信制大学は「入りやすく、続けにくい」ということです。

えっ、じゃあ結局挫折するってことじゃないですか!

そう決まったわけではありません。ただ、やる気だけで続く人はほとんどいないのは事実です。だから、やる気ではなく仕組みで続ける準備をしてから入るんです。
私自身、学び直しの前半5年間はほとんど挫折の連続でした。
教材を買った日がやる気のピークで、そこから下がっていくだけ。積み上がっていくのは知識ではなく、未視聴の講座一覧でした。
何が変わったか。「気が向いたら勉強する」をやめて、平日夜の1時間をカレンダーに予定として入れただけです。
意志の力を信じるのをやめた瞬間から、ようやく前に進み始めました。
続けるための「仕組み化」の具体例
・学習時間を「予定」としてカレンダーに固定する(気が向いたらやる、をやめる)
・1回15分の動画1本を最低ラインにする(ゼロの日を作らない)
・学習する場所と時間帯を毎回同じにする(判断の回数を減らす)
・進捗を記録する(続いている実感が次の燃料になる)
・詰まったらすぐチャットで質問する(分からない状態を持ち越さない)
開志創造大学 情報デザイン学部が向いている人・向いていない人

ここまで事実を積み上げてきました。そろそろ、あなた自身の判断に落とし込む段階です。
大事なのは「この学部が良いか悪いか」ではありません。あなたの生活に合うかどうかです。
同じ学部でも、ある人には最高の選択になり、別の人には高い授業料の思い出になります。その差は、学部の質ではなく相性で決まります。
| 向いている人 | 向いていない人 |
| 「大卒資格が必要」という明確な目的がある | なんとなく大卒になりたいだけで目的を言葉にできない |
| 週◯時間、と学習時間を生活に固定できる | 気が向いたときだけ勉強するスタイルしか知らない |
| 地方在住・仕事や育児で通学が難しい | 通える距離に選択肢があり、対面のほうが集中できる |
| IT・AI・データ分野に必要性を感じている | 学びたい分野が情報系ではない |
| 一人で黙々と進めるのが苦にならない | 仲間や競争相手がいないと続かない自覚がある |
| 4年という時間を投資と考えられる | 半年〜1年で目に見える成果が欲しい |
| 学費を無理のない範囲で用意できる | 借入に頼らないと初年度の費用が払えない |
向いている人の条件
特に相性が良いのは、「大卒以上」という条件で実際に不利益を経験した人です。
求人に応募できなかった、昇進条件に届かなかった——具体的な壁を知っている人は、目的がすでに言語化されています。だから途中で迷わず、続きます。
もうひとつは地方在住の方です。通学に引っ越しが必要な状況なら、完全オンラインの価値は跳ね上がります。
家賃も交通費もかからず、仕事を辞めずに学べる選択肢は、そう多くありません。
向いていない人の条件
逆に、いま出願をおすすめしないケースもあります。ここは正直にお伝えします。
まず、「半年で人生を変えたい」と思っている方。
大学は4年課程です。どれだけ効率よく進めても、学士の取得には相応の時間がかかります。
短期でスキルを身につけて転職したいなら、大学ではなく別の手段のほうが目的に合っています。
次に、初年度の費用を借入に頼らないと払えない状態にある方。
これは学部の問題ではなく、順番の問題です。生活に余裕がない状態で始めた学びは、経済的なプレッシャーが勉強のプレッシャーに上乗せされて、まず続きません。
私は自分の失敗から、これを本当に強く思っています。
そして、一人だとどうしても続かない自覚がある方。
オンライン完結は自由と引き換えに、強制力がほとんどありません。誰も「授業に来なかったね」と言ってくれない環境です。ここは相性がはっきり出ます。

向いていないと分かるのも、立派な収穫ですよ。28万円を払ってから気づくより、いま気づいたほうがずっといい。それに、向いていないのはあなたの能力の問題ではなく、方式の相性の問題です。
迷ったときの判断基準は「4年後の自分」を一行で書けるか
どうしても決められないときに使える、シンプルな基準をひとつお渡しします。
紙でもスマホのメモでもかまいません。
「4年後、私は◯◯になるために、この学部で学ぶ」
この一行を、自分の言葉で埋めてみてください。
すらすら書けたなら、出願を検討する価値は十分にあります。
手が止まるなら、まずはそこを埋めるところから始めてください。順番が逆になると、続きません。
私が最初の5年を無駄にした理由は、まさにここでした。手段ばかり集めて、目的を一行も書いていなかったんです。
教材は増えました。でも、私は何も変わりませんでした。
\ 当てはまったら次の一歩へ /
他のオンライン大学と比べてどうなのか
「他にも通信制大学はあるけれど、どう選べばいいのか分からない」——これもよくある悩みです。
ここでは個別の大学名を挙げて優劣をつけることはしません。
学費もカリキュラムも改定されますし、古い情報で比較すると判断を誤るからです。
代わりに、自分で比較するための「軸」をお渡しします。この軸さえ持っていれば、どの大学が候補に挙がっても同じ基準で比べられます。
比較すべき4つの軸
| 比較の軸 | 確認するポイント |
| ①学費の総額 | 年間授業料だけでなく、入学金・システム利用料・教材費・PC代まで含めた4年分 |
| ②スクーリングの有無 | 通学が必要な日数。年に数回でも、遠方なら交通費と休暇が必要になる |
| ③取得できる学位 | 学士が取得できるか。取得できる学位の分野は何か |
| ④学べる分野 | 自分の目的に合っているか。情報系・ビジネス系・福祉系など |
特に見落とされやすいのが②スクーリングの有無です。
「通信制」でも年に数回の対面授業が卒業要件の大学は珍しくありません。
休みを取り、交通費と宿泊費をかけて通う——これが4年続く負担は小さくありません。
開志創造大学 情報デザイン学部の立ち位置
この4軸に当てはめると、情報デザイン学部の特徴がはっきりします。
- スクーリングが一切ない(完全オンライン完結)
- 取得できるのは学士(情報学)
- 学べるのはIT・AI・データサイエンス+ビジネスの領域
- 年間授業料25万円という抑えめの学費水準
通信制大学は歴史的に文系分野が中心で、実験や機器操作を必要とする理工系は少ない傾向があります。
そのなかで情報系を完全オンラインで学べるという組み合わせは、選択肢としてまだ限られています。
「情報系を、通学せずに、学士まで」という条件で探しているなら、有力な候補に入ってくるはずです。
\ 比較材料は資料で揃います /
開志創造大学 情報デザイン学部の口コミを待つより先にやるべき3ステップ

ここまで読んで、こう思っているかもしれません。「結局、口コミは当てにできないなら、どうやって判断すればいいの?」
答えはシンプルです。他人の口コミを待つのをやめて、自分で一次情報を取りに行く。
遠回りに見えますが、これが一番早くて確実です。具体的な手順を3つに分けました。
ネット上の情報は、この記事も含めてすべて「掲載時点のもの」です。学費も出願条件も変わる可能性があります。まずは公式から資料を取り寄せて、最新の数字を自分の目で確認してください。無料ですし、ここを飛ばして判断するのは危険です。
説明会は定期的に開催されています。ここがいま手に入る「最も新鮮な情報」です。パンフレットに載っている良い話を聞きに行くのではなく、載っていないことを聞きに行ってください。
出願前に、1週間だけ本番と同じ生活をしてみてください。毎日15分でも、決めた時間に机に向かう。無料の学習アプリでも、図書館で借りた入門書でも構いません。続けられたなら、素質はあります。3日で崩れたなら、その原因を潰してから出願しても遅くありません。
STEP2で何を聞けばいいか分からない、という方のために、質問例を用意しました。
遠慮せずに聞いてください。それに丁寧に答えてくれるかどうか自体が、判断材料になります。
- 1年生のうち、実際に学習を継続できている人はどれくらいですか
- 教材費は具体的に何にかかる費用ですか。コースによる差は
- 途中で休学・退学する場合、費用の扱いはどうなりますか
- 学修アドバイザーはどれくらいの頻度で関わってくれますか
- 1週間あたり、どれくらいの学習時間を想定していますか
- パソコンはどの程度のスペックが必要ですか

こんなこと聞いたら、面倒な客だと思われませんか?

4年間と100万円前後を預ける相手ですよ。聞かないほうがどうかしています。それに、都合の悪い質問への答え方にこそ、その学校の姿勢が出ます。
\ 最初の一歩は資料請求から /
よくある質問(FAQ)
- 入試は難しいですか?落ちることはありますか?
-
この学部は、学ぶ意欲のある幅広い年齢層・職業の方に学修環境を提供することを基本方針としています。学力試験で細かく選抜するタイプの入試ではありませんが、入学者選考は行われます。求める学生像として「オンラインでの学修に積極的に取り組む意欲がある人」「高等学校卒業程度の基礎知識(特に数学・国語)を有している人」などが公表されていますので、募集要項で最新の選考方法を必ず確認してください。
- 高卒認定でも入学できますか?
-
高校卒業以上、もしくは高卒認定試験に合格していれば入学資格が得られるとされています。年齢制限もありません。詳細な出願資格は募集要項でご確認ください。
- 通信制でも「大卒」として就職・転職で通用しますか?
-
卒業すれば通学制と同等の学士(情報学)が授与されるため、履歴書には大学卒業と記載でき、「大卒以上」の求人にも応募できます。ただし、学位があれば必ず希望どおりの転職ができるという意味ではありません。学位は応募できる範囲を広げるものであり、選考の結果を保証するものではない、と考えておくのが現実的です。
- 教育訓練給付金は使えますか?
-
教育訓練給付金は、対象として指定された講座を修了した場合に費用の一部が支給される、厚生労働省の制度です。すべての大学・講座が対象になるわけではなく、指定の有無は制度上の手続きによって決まります。利用を検討している場合は、大学とハローワークの双方に直接確認してください。
出典:厚生労働省 教育訓練給付制度 - 働きながらでも卒業できますか?
-
働きながら学ぶことを前提に設計された学部です。授業動画は1回15分、スクーリングもなく、期末試験もオンラインで完結します。ただし通信制大学全体では卒業率が通学制より低い傾向があり、両立が簡単だとは言えません。学習時間を生活のなかに固定できるかどうかが分かれ目になります。
- パソコンは必須ですか?スマホだけでも学べますか?
-
授業動画はスマホやタブレットでも視聴できます。ただし公式サイトでも、授業で使用するパソコン代が別途かかる費用として案内されています。レポート作成や演習を考えると、パソコンは用意しておくべきだと考えたほうがいいでしょう。必要なスペックは説明会などで確認しておくと安心です。
まとめ:口コミが少ない今だからこそ、自分の基準で決められる
最後に、この記事でお伝えしたことを整理します。
- 口コミが見つからないのは2026年4月開設で卒業生がいないから。隠しているわけではない
- 「やばい」の正体は新設校・知名度・通信制への漠然とした不安。運営母体も設置認可も確認できる
- 学費は年間25万円のほかに入学金・システム利用料・学籍管理料・教材費・PC代がかかる
- 最長8年在籍でき、5年目以降は授業料がかからない。焦らず続けられる設計になっている
- 通信制の卒業率は通学制より低い。やる気ではなく仕組みで続ける準備が要る
- 判断すべきは学部の良し悪しではなく、自分の生活に組み込めるか
口コミが出そろっていない時期の検討は、確かに不安だと思います。誰かに「大丈夫だよ」と言ってほしい気持ちも、よく分かります。
でも見方を変えれば、いまは他人の評価に流されずに、自分の条件だけで判断できる時期でもあります。
何百件のレビューを読み比べて、他人の物差しで自分の4年間を決めてしまうより、ずっと健全かもしれません。
私は学び直しの前半で、ずいぶん高い授業料を払いました。
目的を書かないまま教材を買い、増えたのは知識ではなく後悔でした。
それでも、続け方を変えてからは前に進めています。あのとき諦めなくてよかった、と今は思います。
求人票の「大卒以上」で指が止まった夜のことを、まだ覚えていますか。あの気持ちを忘れないでください。
ただし、勢いで申し込むのはやめてください。
資料を取り寄せて、説明会で聞きにくいことを聞いて、1週間だけ本番と同じ生活を試してみる。それだけで、後悔する確率はずいぶん下がります。

学び直しに近道はありません。あるのは、続けられる仕組みだけです。焦らなくて大丈夫。時間はまだ十分にあります。
\ 勢いではなく、確認から /

