※本記事にはプロモーションが含まれます。
健康診断の結果表。γ-GTPとALTの欄だけに、小さな赤い印。判定は「要経過観察」。何か対策をと「いぶきの漢方」を調べてみたのに、肝心の口コミがほとんど出てこない——。
判断できないのは、あなたの調べ方が悪いからではありません。情報そのものが、まだ世に出ていないんです。
この記事は、健診で肝機能の数値を指摘された方に向けて書いています。ドラッグストアの医薬品売場に12年立つ登録販売者が、口コミの代わりに添付文書・価格表・公的機関の指針をお渡しします。先に結論だけ言います。いぶきの漢方1箱30包は10日分(1ヶ月分ではありません)。価格は初回3,980円、2回目以降は9,980円。そして承認された効能・効果の欄に「数値を下げる」という言葉はありません。
読み終わる頃には、買うか買わないかを、ご自身で決められるはずです。
\ まずは価格と条件だけ確認 /
いぶきの漢方の口コミを探して、最初にぶつかった壁

調べて分かったのは「口コミがほとんど無い」ということでした
正直に言います。いぶきの漢方について、第三者が書いた個人の口コミは、ほとんど見つかりませんでした。
公式サイトの「お客様のお声」、レビュープラットフォーム、Yahoo!知恵袋、個人ブログ。思いつく場所は一通り回りました。それでも出てくるのは、公式に掲載された声か、構成のよく似た紹介記事ばかりです。
興味深いのは、同じメーカーの別商品(めぐりの漢方)にはレビューが並んでいるのに、いぶきの漢方には見当たらない点です。理由は購入層の違いでしょう。肝臓の数値を気にして買うのは50〜60代の男性が中心で、この世代は買った薬の感想をネットに書き込みません。売場で12年見てきた実感とも一致します。
公式に載っている声は「これから期待する」トーンが中心
唯一まとまって読めるのが、公式サイトの購入者の声です。要約すると「お酒の付き合いが多く二日酔いがつらい」「健診の数値が毎年上がっていて、今のうちに対策したい」といった趣旨が並んでいます。
お気づきでしょうか。すべて「これから」の声です。飲み始めた動機は書かれていても、半年後・一年後の話は出てきません。
つまり長く飲んだ人の評価が、まだ世に出ていない。「いまいち判断できない」というあなたの感覚は、調べ方が悪いのではなく、情報そのものが存在しないからです。
※上記は公式サイト掲載の購入者コメントの傾向をまとめたものです。個人の感想であり、効果には個人差があります。
出典:さくらの森 公式【いぶきの漢方】第2類医薬品・12種生薬で肝臓の機能をサポート
だからこの記事は「変わらない事実」で判断します
口コミが無いなら、口コミで判断するのをやめましょう。幸いなことに、医薬品には誰が読んでも変わらない情報が公開されています。
- 成分……何がどれだけ入っているか
- 効能・効果……国に認められた範囲はどこまでか
- 価格……1箱で何日分、いくらかかるのか
- 使用上の注意……誰が飲んではいけないのか
この4つは、星の数と違って誰にも動かせません。

で、結局いぶきの漢方って星いくつなんですか?

星の数より、箱の裏に書いてあることを見ましょう。そっちは誰にも書き換えられませんから。
12種類の生薬とその中身|成分表を添付文書から読み解く

まず、この製品の「名称」は肝生(かんせい)です
公式サイトの成分表を開くと、いちばん上に「名称:肝生」と書かれています。「いぶきの漢方」は販売上の呼び名で、製品としての名称は「肝生(かんせい)」なんです。
これが分かると話が速くなります。成分も配合量も効能効果も用法用量も、すべて公開されている。口コミを何時間探すより、成分表を5分読むほうが確実です。
12種類の生薬と配合量(全量公開)
本品3包(6g)中の生薬は以下のとおりです。
| 生薬名 | 配合量 | 生薬名 | 配合量 |
|---|---|---|---|
| サンソウニン(酸棗仁) | 1.46g | キッピ(橘皮) | 1.46g |
| サンシシ(山梔子) | 1.46g | ニンジン(人参) | 1.46g |
| ソウハクヒ(桑白皮) | 1.46g | シャゼンシ(車前子) | 1.46g |
| シュクシャ(縮砂) | 1.46g | キジツ(枳実) | 1.46g |
| ダイオウ(大黄) | 0.37g | ケイヒ(桂皮) | 0.37g |
| ウバイ(烏梅) | 1.46g | ガイヨウ(艾葉) | 1.46g |
添加物は乳糖水和物およびカルメロースナトリウム。乳糖が体質に合わない方は、この時点で注意が必要です。
出典:さくらの森 公式【いぶきの漢方】第2類医薬品・12種生薬で肝臓の機能をサポート
「漢方」と名乗っていますが、分類上は漢方処方製剤ではありません
この処方を製造している大鵬薬品工業は、公式のQ&Aで「肝生は、漢方薬ではありません。オリジナル処方の生薬製剤です」とはっきり書いています。
いわゆる漢方薬——葛根湯などの処方は、古くから伝わる決まった組み合わせがあり、体質(証)に合わせて選ぶ考え方が土台にあります。一方この製剤は12種類の生薬を独自に組み合わせたもの。生薬でできているのは事実ですが、古典処方ではないわけです。
なぜ大事かというと、期待の置き場所が変わるからです。「漢方だから体質から変えてくれるはず」という前提で手に取ると、そこからズレてしまいます。

え、じゃあ「漢方」って書いてあるのは変じゃないですか?

生薬でできているのは本当ですよ。ただ「古典の漢方処方ではない」というだけです。嘘ではないけれど、知らないと期待がズレる。だからお伝えしています。
第2類医薬品になっている理由は、ダイオウにあります
大鵬薬品工業のQ&Aによると、第2類医薬品に分類されているのは構成生薬のダイオウ(大黄)が第2類に該当するからとのこと。残る11種類は第3類です。
このダイオウが、あとの「飲み合わせ」の話に効いてきます。
出典:大鵬薬品工業株式会社 肝生~肝臓が気になる方へ~
\ 成分は公式で全量公開中 /
「効果・効能」はどこまで認められているのか

承認されている効能・効果(原文のまま)
医薬品には、国に認められた効能・効果が定められています。この製品の場合は以下のとおりです。
肝臓機能障害、急・慢性肝炎、肝臓肥大、黄疸、胆のう炎
これがすべてです。増やすことも、都合よく言い換えることもできません。
ここに「肝臓の数値を下げる」とは書かれていません
もう一度、さっきの欄を読んでみてください。「数値」という言葉が、一度も出てきません。
ところが、検索する人のほぼ全員が知りたいのは「飲めば数値は下がるのか」です。このラベルと期待のズレこそが、「効果がよく分からない」という評判の正体だと私は考えています。
製品が悪いわけではありません。第2類医薬品として承認された製剤です。ただ買う側が別の期待を乗せてしまっている。売場でも毎日同じことが起きています。
効能効果に並ぶ「黄疸」「急性肝炎」は、本来セルフケアの領域ではありません
効能効果の欄をもう一度見ると、重い病名が並んでいることに気づきます。黄疸。急性肝炎。胆のう炎。
誤解のないように申し上げますが、ここに書いてあることと、市販薬で自分だけで対応してよい範囲は、まったく別の話です。白目や肌が黄色い、強い倦怠感が続く——そうした状態は、薬を選んでいる場合ではありません。
この点については、製造元自身が明快に答えています。公式Q&Aでは「健康診断や人間ドック等で軽度の肝臓機能の異常を指摘された方にお勧め」としたうえで、「要治療」と判定された方は医療機関を受診してくださいと明記されているのです。
どのくらい飲めば判断できるのか
製造元のQ&Aには、個人差があり一概には言えないとしたうえで、「1ヶ月位服用して効果が認められない場合は、医療機関を受診してください」と書かれています。添付文書にも「1ヶ月位しても症状がよくならない場合は服用を中止し相談すること」とあります。
つまり製造元が示した見極めラインは「1ヶ月」。何年も漫然と続ける前提の製品ではありません。ここは費用の話に効いてきます。
出典:大鵬薬品工業株式会社 肝生~肝臓が気になる方へ~/さくらの森 公式【いぶきの漢方】
知恵袋に「いぶきの漢方」の答えがほとんど無い理由
知恵袋を探しても、名指しの質問はほぼ見つかりません
「いぶきの漢方 知恵袋」で調べて来られた方も多いと思います。先にお伝えすると、知恵袋に商品名を名指しした質問は、ほとんど確認できませんでした。
理由は口コミが少ないのと同じです。ドラッグストアの棚に並んでいれば「これ飲んだ人いますか」と質問が立ちますが、Web通販中心の商品は話題になりにくい。購入層も、知恵袋に質問を投稿する層とあまり重なりません。
その代わり、肝臓の数値に関する質問は山ほどあります
商品名では出てきませんが、悩みそのものは大量に投稿されています。傾向としては、だいたい次の3つに集約されます。
- γ-GTPが高いと言われたが、放っておいて大丈夫か
- 市販薬やサプリで数値は下がるのか
- お酒をやめれば、すぐに戻るのか
質問の言い回しは違っても、根っこにある不安は全部同じです。「自分は今、どのくらいまずいのか」。それが分からないから、みんな夜中に検索している。
知恵袋で答えが出ない質問に、ここで答えます
「放っておいて大丈夫か」——後半でお伝えする日本肝臓学会の数値基準を見てください。明確な線が引かれています。
「市販薬で数値は下がるか」——効能効果の欄に「数値」の文字が無い以上、断言はできません。これは誠実さの問題です。
「お酒をやめれば戻るか」——原因は飲酒だけとは限りません。脂肪肝、ウイルス性、薬剤性などいくつもあります。だからこそ原因を先に確かめる必要があるんです。

とりあえずネットで評価が高いやつ買っとけばよくないですか?

その「評価」を誰が書いたか、確かめられますか? 確かめられない情報で体のことを決めるのは、私はもうやめました。
ブログの体験レビューを読むときの3つのチェックポイント

なぜ、どのブログ記事も似ているのか
「いぶきの漢方 ブログ」で検索すると、それなりの数の記事が並びます。ところが何本か開くと妙な既視感に襲われるはずです。良い口コミが並び、悪い口コミが少し並び、最後は初回価格の案内。構成がほとんど同じなんです。
誰かを責めたい話ではありません。同じ素材を同じ順番で使えば、そうなるという構造の話です。ただ「似ている=裏が取れている」ではないことは知っておいてください。10本読んでも、元をたどれば情報源は1つかもしれません。
見抜くための3つのチェックポイント
いぶきの漢方に限らず、あらゆる商品紹介記事で使える判断基準です。
| 確認すること | なぜ大事か |
|---|---|
| 広告表示があるか | 2023年10月から、広告であることを隠した表示は景品表示法の規制対象になりました。表示があるほうが、むしろ誠実な記事です |
| 添付文書の情報が書いてあるか | 成分の配合量、使用上の注意、副作用まで書いてある記事は、実際に一次資料を読んでいます |
| 価格が3種類とも書いてあるか | 初回価格しか書かない記事は要注意。通常価格と2回目以降を並べているかで姿勢が分かります |
出典:消費者庁 ステルスマーケティングに関するQ&A
なお、この記事にも広告は含まれています
ここまで偉そうに書いてきましたが、この記事にも広告は含まれています。冒頭にそう表示したとおりです。
だからこそ、書いたことを全部あなたが確かめられる形にしました。成分表も価格も注意事項も、出典のリンクを付けています。私を信じてくださいとは言いません。リンク先を見てください。
いぶきの漢方の値段と、評判が割れる本当の理由
まず内容量です。1箱30包=10日分です
いぶきの漢方は1箱30包入り。1日3包なので、10日分です。
1ヶ月分ではありません。1日3回きっちり飲めば、10日で1箱が空になります。
公式FAQでもこの点に触れ、味や体との相性を見ながら少量から始められる設定だと説明されています。10日間で様子を見たあとは、目的やペースに合わせて包数を増やすよう案内されています。
評判が割れる原因の大半はここです。「1ヶ月分」の前提で計算すると、継続費用の見積もりが3倍ズレる。届いてから気づけば「高い」という感想になります。
初回・2回目以降・通常価格の全体像
広告で目立つのは初回価格ですが、判断に必要なのは全体像です。
| 購入方法 | 1箱あたり(税込) | 内容量 | 1日3包での日数 | 1日あたり |
|---|---|---|---|---|
| 定期コース 初回 | 3,980円 | 30包 | 10日 | 約398円 |
| 定期コース 2回目以降 | 9,980円 (2箱で19,960円) | 30包 | 10日 | 約998円 |
| 通常購入(都度) | 13,980円 | 30包 | 10日 | 約1,398円 |
広告で見かける「71%OFF」は、初回限定の定期コース価格と通常価格を比べたものです。2回目以降は1箱9,980円(28%OFF)が2箱ずつ、60日ごとに届きます。送料はいずれも無料です。
毎日3包を続けるなら、1ヶ月あたりおよそ3万円という計算になります。この数字を申し込む前に知っているかで、届いたときの感想は正反対になります。
定期コースの条件は、申し込む前に必ず確認を
- 回数の縛りは無し(最低購入回数の条件なし)
- 2回目は初回お届けの30日後、3回目以降は60日ごとに2箱ずつ
- 変更・休止・解約は次回お届け予定日の10日前までに連絡
- 返品保証は初めて利用する商品に限り、到着後30日以内に電話連絡
- 返品時の送料は購入者負担/定期2回目以降の商品は返品対象外
条件は通販の定期コースとしては良心的な部類だと思います。縛りが無く、返品保証もある。
ただし国民生活センターには、通信販売の定期購入に関する相談が継続的に寄せられています。「回数縛りなしと書いてあったのに2回目が届いた」という相談も実際にあります。縛りが無いことと自動的に止まることは別で、連絡しなければ届き続けます。
ですので申し込むときは最終確認画面をスクリーンショットで残しておく。これだけで後々の面倒がほぼ消えます。
出典:さくらの森 公式【いぶきの漢方】/独立行政法人国民生活センター 通信販売での定期購入(各種相談の件数や傾向)(価格・条件は本記事作成時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください)
同じ処方の製品は、別のルートでも流通しています
この製品の名称は「肝生」だとお伝えしました。そして同じ名称・同じ成分分量・同じ効能効果・同じ用法用量の製剤が、ドラッグストアやネット通販でも流通しています(60包=20日分)。価格比較サイトでは4,000円台〜7,000円台程度です。隠していい情報ではないので書きました。
| 公式の定期コース | 店頭・一般の通販 | |
|---|---|---|
| 最初のハードル | 初回価格が低く、始めやすい | 初回から通常の販売価格 |
| 合わなかったとき | 初回のみ30日以内の返品保証あり | 原則、返品不可 |
| 続けるとき | 自宅に届く/送料無料/電話窓口あり | 必要な分だけ買える |
| 相談 | 電話・メールで問い合わせ | 店頭で登録販売者に対面で相談できる |
まず試したい人には公式の初回価格と返品保証が、長く続けると決めている人には別のルートが向く。ご自身がどちらのつもりかで答えは変わります。
※価格は変動します。購入前に必ず各販売元でご確認ください。
\ 初回3,980円・回数縛りなし /
副作用と飲み合わせ|長く飲むつもりなら、ここだけは

「相談すること」は省略せずに読んでください
添付文書の中で、私が売場でいちばん指差す欄がここです。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 服用前に相談 | 医師の治療を受けている人/妊婦または妊娠していると思われる人/体の虚弱な人/胃腸が弱く下痢しやすい人/薬などで発疹・発赤・かゆみを起こしたことがある人/便秘薬(下剤)を服用している人 |
| 服用しない | 15歳未満 |
| 授乳中 | 服用しないか、服用する場合は授乳を避ける |
| 服用後に相談 | 発疹・発赤・かゆみ/激しい腹痛を伴う下痢、腹痛/軟便・下痢が続く、強くなる |
| 服用中止の目安 | 1ヶ月位しても症状がよくならない場合 |
「胃腸が弱く下痢しやすい人」が入っている点に注目してください。お腹が張るという理由で手に取る方は多いのですが、その症状によっては、相談が必要な側に該当します。
重大な副作用として「腸間膜静脈硬化症」が明記されています
添付文書には、まれに起こる重大な副作用として「腸間膜静脈硬化症」が記載されています。長期服用により、腹痛・下痢・便秘・腹部膨満などが繰り返しあらわれるというものです。
もう少し詳しく知りたい方へ(背景)
この副作用には、配合されているサンシシ(山梔子)が関係すると考えられています。2018年2月、厚生労働省の指示によりPMDAがサンシシ含有製剤の「使用上の注意」改訂を指示。重大な副作用の項に腸間膜静脈硬化症が追記され、長期投与時は定期的なCT・大腸内視鏡等の検査が望ましい旨が示されました。
報告例の多くは5年以上の長期服用が背景にあり、短期間でただちに起こるものではありません。ただし知らずに飲み続けるのと、知ったうえで様子を見るのとでは意味が違います。
怖がらせたいわけではなく、知っていれば気づけるという話です。腹痛・下痢・便秘・お腹の張りが繰り返し出るようになったら、服用を中止して医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA) 使用上の注意改訂情報(平成30年2月13日指示分)
便秘薬との併用に注意が必要な理由
製造元のQ&Aによれば、一緒に飲んではいけない医薬品はないものの、便秘薬(瀉下薬)と併用する場合は薬剤師・登録販売者に相談が必要とされています。ダイオウには瀉下作用があるため、便秘薬と重なると腹痛や軟便といった消化器系の副作用が強く出る可能性があるからです。
便秘薬を常用している方は意外と多いものです。心当たりがあれば購入前に一声かけてください。

それと、これだけは。「効かないから2包」は絶対にやめてください。用量を超えるだけで、良いことは何ひとつ起きません。
\ 使用上の注意も公式に記載 /
健康診断の紙を、もう一度見てください
日本肝臓学会が示した、たった一つの数字
2023年、第59回日本肝臓学会総会で「奈良宣言2023」が発表されました。内容はシンプルです。
健康診断などの血液検査で、ALT値が30を超えていたら、まずかかりつけ医等を受診する。
ALTは肝臓の細胞が傷ついたときに血液中へ漏れ出す酵素です。他の臓器にはあまり含まれないため、数値の高さが肝臓の状態をよく反映します。健診でも人間ドックでも必ず測られる項目です。
お手元の結果表を見てください。ALT、あるいはGPTと書かれているかもしれません。その数字が30を超えていませんか。
もし超えていたら、慢性肝臓病が隠れている可能性があります。かかりつけ医で採血や腹部超音波検査を受け、必要と判断されれば消化器内科で精密検査へ——それが学会の示す道筋です。
出典:一般社団法人日本肝臓学会 奈良宣言特設サイト-一般の方向け
「沈黙の臓器」という言葉の、本当の意味
肝臓はよく「沈黙の臓器」と呼ばれます。広告でも使われる言葉です。
ただ、この言葉は正確に受け取ってください。沈黙しているとは自覚症状が当てにならないということ。だるい、食欲がない、お腹が張る——気になる症状ではありますが、逆に症状が無いからといって安心はできないのです。
体調で判断できないから、数値で判断するしかない。だから健診の紙が大事なんです。
私がいちばん後悔しているのは、薬を選び間違えたことではありません
資格を取る前の私は、慢性的な不調を市販薬で押さえ込み続けていました。効きそうな箱を選んでは試し、駄目なら次の箱へ。健康食品にも、それなりの額を使っていたと思います。
その結果、本当は受診すべきだった不調を見逃し、気づいたときには治療が長引きました。
診察室で「もう少し早く来ていればね」と言われたときの気持ちは、今も覚えています。薬の選び方を間違えたからではありません。受診という選択肢を、最後まで先延ばしにしたからです。
だから私はこの記事を書いています。私と同じ道を通らないでくださいね。
それでも、決めるのはあなたです
受診を強制するつもりはありません。決めるのはご自身です。
ひとつだけ付け加えるなら、薬より先に効く打ち手が生活側にあります。厚生労働省の令和5年国民健康・栄養調査によれば、生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人は男性で14.1%。純アルコール量で1日40g以上(日本酒なら約2合以上)が目安とされています。
週に2日、飲まない日を作る。それだけでも、次の健診の紙は変わるかもしれません。少なくとも、月に3万円はかかりません。
出典:厚生労働省 令和5年「国民健康・栄養調査」の結果
いぶきの漢方が向いている人・向いていない人

向いている人
- 健診で軽度の異常・経過観察と言われ、生活改善と並行して何か始めたい方
- 1箱=10日分という前提と、継続費用を理解したうえで判断できる方
- 1日3回・食間(食後2〜3時間)の服用を、生活に組み込める方
- 初回価格と返品保証を使って、リスクを限定して試したい方
向いていない人
- 健診で「要治療」「要精密検査」と判定された方(まず医療機関へ)
- 「飲めば数値が下がる」ことを期待している方
- 15歳未満の方/妊娠中・授乳中の方(該当項目は必ず事前に相談を)
- 便秘薬を常用している方(要相談)
- 月あたりの継続費用を許容できない方
迷ったら、買う前に相談できます
第2類医薬品は、購入前に薬剤師や登録販売者に相談できます。通販にも問い合わせ窓口があります。制度としてそうなっているんです。

買う前に聞いてもいいんですか? なんだか申し訳なくて…

むしろ、そのための制度です。売場に立っている人間としては、聞いてもらえるほうが百倍ありがたいですよ。
\ 当てはまる方は試す価値あり /
いぶきの漢方に関するよくある質問
- いぶきの漢方はサプリメントですか?
-
いいえ、第2類医薬品です。国に認められた効能・効果が定められており、用法用量を守って服用する必要があります。なお処方分類は、古典的な漢方処方製剤ではなく独自処方の生薬製剤にあたります。
- 1箱で何日分ですか?
-
1箱30包で、1日3包の服用なら10日分です。1ヶ月分ではありませんので、継続を検討する際は日数の計算にご注意ください。
- 飲み忘れたときはどうすればいいですか?
-
公式の案内では、複数回分を一度に飲むことは避け、1回分だけを服用するよう説明されています。1回あたりの服用量を超えてしまうためです。
- 定期コースに回数の縛りはありますか?
-
公式サイトによれば、契約期間(回数)についての条件はないと明記されています。ただし連絡をしない限りお届けは続きますので、変更・休止・解約は次回お届け予定日の10日前までに連絡が必要です。
- 返品保証の条件を教えてください
-
初めて利用する商品に限り、到着後30日以内に電話で連絡することが条件です。返品時の送料は購入者負担。定期コースの2回目以降に届いた商品は返品の対象外とされています。
- お酒を飲んだ日でも飲んでいいですか?
-
添付文書に飲酒の禁止事項はありませんが、用法は「1日3回、食間(食後2〜3時間)に水またはお湯で」と定められています。これを守ることが基本です。なお飲酒量そのものが数値に影響しますので、まずはそちらの見直しを。
まとめ|いぶきの漢方の口コミから見えた結論

口コミの数を追うのは、もうやめていい
いぶきの漢方の口コミは、判断材料としては足りません。量も質も。調べ方の問題ではなく、情報がまだ世に出ていないからです。
- 製品の名称は「肝生」。成分も効能効果も全て公開されている
- 12種類の生薬による生薬製剤。古典的な漢方処方ではない
- 効能効果は肝臓機能障害、急・慢性肝炎、肝臓肥大、黄疸、胆のう炎
- 1箱30包=10日分。初回3,980円/2回目以降9,980円/通常13,980円
- 重大な副作用に腸間膜静脈硬化症の記載あり。便秘薬との併用は要相談
健診が「要治療」なら、順番が違います
結果表に「要治療」「要精密検査」とあるなら、市販薬で粘らず、まず医療機関で数値の原因を確かめてください。飲む・飲まないを決めるのは、そのあとで遅くありません。
ALTが30を超えているだけでも、かかりつけ医への相談が推奨されています。予約の電話は5分で終わります。
「経過観察」なら、条件を理解したうえで試す選択はあります
一方、軽度の異常や経過観察レベルで、生活を見直しながら何か始めたいなら、試す選択はあり得ると思います。
そのときは1箱は10日分、2回目以降の金額、返品保証は初回のみ30日以内——この3つだけ申し込む前に確認してください。それさえ押さえておけば、届いた箱を開けて驚くことはありません。
そして何より、薬を足すことより、お酒を1日減らすことのほうが、たいてい効きます。売場に12年立ってきた人間の、これは本音です。
あの引き出しの中の封筒、今夜もう一度開けてみてください。ALTの数字を確認するところから始めましょう。
\ 決めるのは、あなたです /
本記事は公開情報をもとにした情報提供であり、診断・治療を目的としたものではありません。効能・効果の感じ方には個人差があります。服用前に添付文書を必ずお読みいただき、持病のある方・治療中の方・他の薬を服用中の方は、事前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。健康診断で異常を指摘された場合や気になる症状が続く場合は、市販薬で様子を見ずに医療機関を受診してください。価格・販売条件は変動しますので、購入前に必ず公式サイトでご確認ください。

