【大学受験の味方?】エベレス高校部の口コミと進研ゼミとの比較も解説

【大学受験の味方?】エベレス高校部の口コミと進研ゼミとの比較も解説
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「エベレス高校部、大学受験のために入れるべきかどうか、正直わからない」――そう検索窓に打ち込んだ、あなたのその手が止まっているところが、私には目に浮かびます。

公式サイトを開けば、ベネッセグループの難関大受験指導校「お茶ゼミ√+(ルータス)」のトッププロ講師陣、東大・京大・医学部への合格実績、予備校よりお手頃な月額料金……素晴らしい言葉が並んでいます。でも、その画面を閉じた瞬間、こう思いませんでしたか。

「本当なの?」と。

エベレスってやつ、オンラインなのに難関大受かるって書いてあるよ!めっちゃ安いし、これでいいじゃん!

……こういう時ほど、一度立ち止まって調べてほしいんです。受験の世界には「安くて質が高い」は確かに存在しますが、それが「我が家に合うか」はまた別の話ですから。

申し遅れました。私は、かつて大手予備校で8年間講師をし、今は個別指導塾を営む40代半ばの塾長です。中学受験から大学受験まで、年間100人以上の受験生と保護者を見てきました。

ただ、偉そうに語れる立場ではありません。私自身は高校時代に「このまま勉強すれば国立は行ける」と油断して第一志望を落とし、浪人1年目に「これさえやれば受かる」系の高額通信教材を合計100万円以上買い漁って、半分も消化できませんでした。

模試の判定だけを見てニヤついたり青ざめたり、間違えた問題の復習もせず、結局2浪しました。家の中の空気が重くなった時期もあります。

その遠回りの末にたどり着いた結論が、「合格点までの距離を数字で把握して、そこを埋める作業が受験である」という、ごく当たり前の事実でした。

そんな私が、今回は「エベレス高校部」を大学受験のためのオンライン塾として検討している親御さんのために、業界の内側から、口コミや進研ゼミ高校講座との違いも含めて、正直に解説します。

この記事を読むと手に入るもの
  • エベレス高校部の口コミ・評判を、良い声も悪い声も含めて整理した状態
  • 進研ゼミ高校講座と併用すべきか・エベレス単体で足りるかの判断軸
  • 我が子に向いているか/向いていないかを親目線でチェックできるリスト
  • 「入会する」「見送る」どちらを選んでも後悔しない、自分なりの判断

結論を先にお伝えしておきます。エベレス高校部は、地方在住・部活と両立したい・予備校代を抑えたいけれど講師の質は妥協したくない――そんなご家庭にとって、「代替案」ではなく「第一選択肢」になりうるサービスです。

ただし、誰にでも向くわけではありません。その線引きを、これから一緒に見ていきましょう。

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タップできる目次

エベレス高校部とは?大学受験向けオンライン塾の全体像

エベレス高校部とは?大学受験向けオンライン塾の全体像

まずは基本情報から整理させてください。公式サイトを見た方は復習として、まだの方は全体像をつかむための最短ルートとしてお読みいただければと思います。

ベネッセが運営する難関大受験特化のオンライン塾

エベレス高校部は、進研ゼミでおなじみの株式会社ベネッセコーポレーションが運営する、難関大学受験に特化したハイレベルオンライン塾です。

名前の「EVERES」は、世界最高峰のエベレスト(EVEREST)から作られた造語で、「最高峰の頂点を目指す学生に、最高の授業を」という意味が込められています。

事業としては比較的新しく、高1向け講座が2021年、高1〜高3全学年向け講座が2022年にスタート。それ以降、高1・高2・高3の大学受験講座として継続的にアップデートされています。詳細はベネッセ公式サイト(https://kou.benesse.co.jp/everes/)に掲載されています。

最大の特徴は、ベネッセグループの現役生対象難関大学受験指導校「お茶ゼミ√+(お茶ゼミルータス)」のトッププロ講師が、双方向のライブ授業を担当する点です。

「双方向」という言葉を、さらっと流さないでください。ここがエベレス高校部を、スタディサプリや映像授業系の通信教育と分かつ、最大の境界線です。

一方通行で配信される録画映像授業とは別物で、決まった時間にライブで授業があり、チャットを通じて講師にリアルタイムで質問ができる形式です。

オンラインのライブ授業って、対面授業とどれくらい違うものなんですか?

いい質問ですね。私の感覚で言えば、対面授業を10とすると、録画映像授業が4〜5、双方向ライブ授業が7〜8くらいの没入感です。ここで「対面と同じじゃないんだ」と残念がるか、「録画映像の倍くらい効く」と受け取るかで、印象が変わってきます。

対象学年・対応教科・授業スタイル

具体的なサービス内容は以下の通りです。ここは「資料を見ればわかる」と飛ばさず、頭に入れておいてください。あとで「我が子に合うか」を判断する材料になります。

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項目内容
対象学年高1・高2・高3(大学受験講座)
対応教科(高1・高2)英語・数学・国語(1教科から受講可)
対応教科(高3)英語・数学中心(講習で理社対応あり)
授業形式週2回程度の双方向オンラインライブ授業
1コマの長さ学年・教科により異なる(目安:60〜80分程度)
質問対応授業中チャットでリアルタイム質問可
振替・欠席対応授業開始2時間前まで振替可/欠席時は録画で視聴可(倍速対応)
学習サイクル予習ムービー → ライブ授業 → 理解度チェック → 復習ムービー

注目すべきは「授業開始2時間前まで振替可能」という運用の柔軟性です。部活や学校行事が突然入っても、同一週内であれば別の時間帯のクラスに振り替えられます。

欠席してしまっても、翌日以降に録画で視聴できる(高3講座は翌日公開)ため、「1コマ落としたら取り返しがつかない」というプレッシャーから解放される設計です。

これは些細なようで、部活との両立を本気で考えている高校生にとっては、続けられるか続けられないかを分ける決定的な差になります。

進研ゼミ高校講座との関係(単体受講もOK)

ここで多くの親御さんが混乱するポイントをひとつ整理しておきます。

エベレス高校部は、進研ゼミ高校講座に入会していなくても単体で受講できます。進研ゼミ高校講座の加入は必須条件ではありません。

ただし、進研ゼミ高校講座を併用している場合は、エベレス高校部の通常料金から10%割引が適用されます。ベネッセの公式発表によれば、エベレス受講生のうち9割以上が進研ゼミも併用しているとのこと(これは中学部のデータですが、高校部でも同様の傾向が見られます)。

「どうせなら割引があるほうがいい」という金銭的な話だけでなく、学校の定期テスト対策と難関大対応を両輪で回す意味でも、併用には合理性があります。ただし、これは「誰もが併用すべき」という意味ではありません。併用すべきか否かの判断基準は、のちほど詳しく解説します。

ここまでの要点
  • エベレス高校部はベネッセ運営の難関大特化オンライン塾で、双方向ライブ授業が核
  • 講師はお茶ゼミ√+(ルータス)のトッププロ講師陣
  • 進研ゼミ高校講座に入っていなくても単体で受講可能(併用で10%割引)

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【業界人の本音】エベレス高校部の口コミ・評判を徹底整理

【業界人の本音】エベレス高校部の口コミ・評判を徹底整理

ここからが、おそらくこの記事を読みに来た多くの親御さんが一番知りたいパートです。「エベレス高校部 口コミ」で検索すると、山ほど記事が出てきます。ただ、正直に申し上げると、口コミの世界は見方のコツを知らないとノイズに呑まれる場所です。

ここでは、私が各種媒体(公式発表・第三者サイト・塾業界内で共有される情報)を横断して確認した上で、「良い評判にはどういう傾向があるか」「悪い評判にはどういう傾向があるか」を業界内で一般的に語られる内容として整理します。個別のSNS投稿をコピー&ペーストする形ではなく、私自身の解釈とコメントを添えてお伝えします。

良い口コミの傾向(講師・授業の質を評価する声が多い)

まず結論から。エベレス高校部の良い評判は、「講師の授業のわかりやすさ」と「料金対効果の高さ」に集中しています。

具体的に多く見られる声の傾向は以下のようなものです。

  • お茶ゼミ√+のトッププロ講師の授業を自宅で受けられるのが魅力
  • 解き方の引き出しが増え、旧帝大レベルの問題にもつまずきにくくなった
  • 学校や地元塾では教わらない視点・解法を学べる
  • チャット質問のレスポンスが思ったより早く、疑問をその場で解消できる
  • 振替と録画視聴のおかげで、部活が遅くなっても続けられている
  • 予備校に比べて料金が圧倒的に安い

これらの声に、私の業界内での実感から補足を入れさせてください。

「お茶ゼミ√+のトッププロ講師」という謳い文句、侮ってはいけません。

お茶ゼミ√+は、首都圏で難関大受験指導に特化した現役生対象の塾で、東大・京大・医学部などへの合格指導で実績を積み上げてきた教室です。そこの現役講師がライブで授業をする、というのは業界的にはなかなかの異常事態です。

なぜ異常かというと、普通、トップクラスの講師の授業を全国で受けるには「サテライト(=録画映像を配信する)」という形になります。これだと質問はできないし、時差もある。

エベレス高校部は、これを「ライブ」でやっている。ここが他の多くのオンライン塾・通信教育と決定的に違います。

正直に言うと、このクオリティの授業を月額1万円前後で受けられるというのは、業界の常識からするとおかしい価格設定です。これが成立しているのは、オンライン配信の技術と、ベネッセの規模の経済ゆえですね。

悪い口コミの傾向(自主性の必要性/対応教科の限定)

次に、目を背けてはいけない悪い評判についてです。良い面だけを並べ立てる記事は、読者にとって害になります。

エベレス高校部のネガティブな口コミは、大きく分けて以下の5つの傾向にまとまります。

  • 自分で予習・復習を回さないと効果が出にくい(本人の能動性が必要)
  • 対応教科が英数国のみ(高3は英数中心)。理社は別で対策する必要がある
  • ライブ授業の時間帯が夜遅め。早寝の生活習慣の子には合わない場合がある
  • ネット環境が不安定だと、授業中に画面が止まる・音声が途切れることがある
  • 授業のレベルが高く、基礎が不安定だとついていけない

これらは、どれも事実だと私は思います。悪い口コミを「言いがかりだ」と切り捨てるのは、誠実ではありません。ただし、それぞれに軽減策があるということも、お伝えしておきたいのです。

たとえば「自分で予習・復習を回さないと効果が出にくい」という声。これは事実ですが、裏を返すと「週2回の決まったライブ授業」が、生活リズムの軸になるとも言えます。

私が浪人2年目の春、一番困っていたのは「何時に起きて、何を、どれくらいやるか」という生活の骨組みが何もないことでした。毎週決まった時間に授業がある、というのは、それだけで勉強の柱ができる効果があります。

「対応教科が英数国のみ」という点も、後ほどの章で詳しく解説しますが、これは実は弱点であると同時に、難関大受験の本質に沿った設計でもあります。難関大合格者の多くが、英数国で合否を分けているというのは、業界内では常識です。

口コミを読むときに気をつけたいバイアス

ここで、私から親御さんへひとつ、実用的なアドバイスをさせてください。エベレス高校部に限らず、受験関連の口コミを読むときには、以下のバイアスを意識する必要があります

知恵袋・SNSの口コミは、ネガティブ側に拡声されがち

人間、満足しているときよりも不満があるときのほうが声を上げやすい生き物です。知恵袋の「辞めたい」「合わない」系の相談ばかりを読むと、それが多数派のように錯覚してしまいます。実際は、黙って続けている満足組が大多数、というのが業界の実感です。

中学部の口コミを、高校部の判断に使わない

エベレスには小学部・中学部・高校部があり、料金体系もカリキュラムも別物です。ネットで「エベレス 口コミ」と検索すると、中学部の情報が混ざって出てくることがあります。高校部の判断は、高校部の情報だけで行いましょう。

口コミを読むときは「誰が」「どの立場から」書いているかを必ず確認してください。これは、受験の参考書選びと全く同じ視点ですよ。

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エベレス高校部の料金は本当に安い?予備校との費用比較

エベレス高校部の料金は本当に安い?予備校との費用比較

口コミの次に多くの方が気になるのが、料金の話です。ここは避けて通れません。予備校に通わせるか、エベレス高校部にするか、併用するか――この判断を左右する最大の要素はやはりお金です。

夜中に家計簿アプリを開いて、ため息をついた経験、ありませんか。私は浪人2年目の終わり、予備校代の請求書を見て、親の顔をまともに見られなくなった時期があります。だからこそ、お金の話は正直に、隠さずにお伝えしたいのです。

学年・教科数別の月額料金(2025年度ベース)

エベレス高校部の料金は、学年と受講する教科数によって決まる月額制です。月払いのみで、一括払いの制度はありません。

基本構造は以下のとおりです(2025年度以降の料金体系。最新の金額は必ず公式サイトでご確認ください)。

  • 高1・高2は英語・数学・国語の3教科から、1教科単位で選択可能
  • 高3は英語・数学が中心(講習で理社などを扱うことあり)
  • 教科数が増えるほど、1教科あたりの単価は下がる(まとめ割に近い構造)
  • 進研ゼミ高校講座を併用していると、エベレス高校部の通常料金から10%割引
  • 入会金・教材費は基本的に受講費込み(追加徴収なし)

具体的な金額は年度ごとに改定されるため、本記事では個別の金額明示を避けますが、「複数教科受講すれば1教科あたりが下がる」「進研ゼミ併用で10%オフ」という2つの割引ルールだけは覚えておいてください。

最新の正確な金額は、ベネッセ公式サイト(https://kou.benesse.co.jp/everes/)でご確認ください。

大手予備校との費用感の比較(年間)

では、エベレス高校部の料金を、大手予備校と比較するとどうなるか。この数字を見たとき、私は率直に言って驚きました。

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受講形態年間費用の目安(高3)授業の質
大手予備校(通塾・レギュラー+講習)年間50〜100万円トップ講師の授業(サテライトが多い)
中堅予備校・個別指導塾年間30〜70万円講師の当たり外れあり
エベレス高校部(英数2教科)年間で予備校の数分の1程度お茶ゼミ√+のトッププロ講師ライブ授業

もちろん、予備校には自習室や進路相談、対面での熱気、同じ志を持つ仲間との出会いといった、エベレス高校部にはない価値があります。この比較は単純な優劣ではありません。

ただ、講師の授業の質という一点だけを切り取れば、エベレス高校部はコストパフォーマンスの面で異常値と言えます。

予備校って、そんなに高いんですか!?うちの親、知ってるのかな……。

ほとんどの親御さんは、受験が現実化して初めて「え、こんなに?」と気づきます。私が浪人2年目に予備校に支払った金額は、当時の家計を確実に圧迫していました。そのときの親の顔、今でも覚えていますよ。

私自身、2浪時代に「これさえやれば受かる」系の高額通信教材に100万円以上を溶かした人間です。あの100万円のうち、本当に役に立ったのは、正直に言えば10万円分もなかったと思います。残りは、不安を埋めるためのお守り代でした。

もし、あの浪人時代の私にエベレス高校部があったら。私は迷わず、お守り代の100万円のうち数万円をエベレスに充てていたでしょう。それくらいの価格と質のバランスです。

見落としやすい隠れコスト(ネット環境・PC・教材外コスト)

ただし、料金の話で見落としてはいけない隠れコストがあります。ここを黙っているのは不誠実なので、正直にお伝えします。

エベレス高校部に必要な追加コスト
  • 安定した光回線:モバイル回線やテザリングは推奨されていません。ライブ授業中に切断されると学習効果が落ちるため、家のネット環境は光回線推奨です。既に光回線があれば追加負担なし。
  • PCまたはiPad:チャット質問の利便性を考えるとPCが第一推奨、次いでiPad。スマホでの受講は画面が小さく、学習効果の観点から非推奨とされています。
  • 理社の追加教材費:英数国以外の教科は別途対策が必要です。進研ゼミ高校講座を併用するか、市販の参考書・問題集を揃える費用が発生します。

これらを合わせても、予備校の年間費用を超えることはまずありません。ただし、「月額◯◯円だけで全部済む」と思っていると、後から「意外と必要なものがあった」と感じる可能性があります。先に整理しておきましょう。

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授業の中身は本物か?講師「お茶ゼミ√+」とカリキュラム

料金の安さに惹かれた方ほど、次にこう思うはずです。「でも、授業の中身はどうなの?」と。ここを掘り下げないまま契約するのは、受験の世界ではもっとも危険な行動です。

講師陣「お茶ゼミ√+(ルータス)」の業界内ポジション

エベレス高校部の核は、講師がベネッセグループの難関大学受験指導校「お茶ゼミ√+(お茶ゼミルータス)」の現役講師であるという点です。

お茶ゼミ√+とは、首都圏で現役高校生向けに難関大学受験指導を展開する塾で、東大・京大・医学部などの合格指導実績を積み重ねてきた教室です。業界内では「現役生の難関大指導に強いところ」として名前が通っている存在です。

そこで日々、対面授業を担当しているトッププロ講師たちが、エベレス高校部のライブ授業に登板する。これが、サービスの核心です。

一般的な予備校の「サテライト授業(=トップ講師の映像を全国で流す)」とは違います。エベレスは”ライブ”で、しかもチャット質問もできる。ここが他のオンライン塾と決定的に違う点なんです。

もう少し業界的な補足をします。予備校業界では、有名講師の授業を全国に届けるために、録画した映像を衛星配信する「サテライト授業」が長年主流でした。これは便利ですが、質問ができないし、タイムラグがある。

エベレスはこの制約を、「ライブ配信+チャット質問」という形で技術的に乗り越えています。

この構造があるからこそ、地方にいても、首都圏トップクラスの講師の「その場での」授業が受けられる。これは10年前なら夢物語だった環境です。

合格逆算カリキュラムと月号別学習設計

カリキュラムの設計思想も、親御さんに知っておいていただきたいポイントです。

エベレス高校部は、難関大入試を徹底分析したうえで、そこから逆算して月号別のカリキュラムを組み立てる「合格逆算型」の設計を採用しています。高1の最初からダラダラと教科書を追うのではなく、「いつまでに何を仕上げるか」が先に設計されているイメージです。

具体的には、以下のような学年別の進度が設定されています。

基礎・基本事項の多角的運用と思考力の土台づくり

教科書レベルの知識を、難関大入試でどう使うかという視点で再構築します。特に2025年度の高1講座で開講された「速習数学」は、高2で数ⅢCに入る超速習カリキュラム。東大・京大や医学部を本気で狙う層の土台をここで作ります。

応用力・入試レベルの問題処理力の養成

高1で築いた土台の上に、入試頻出テーマの応用を積み上げていく段階。高3で演習に入れる状態を作ることが目標です。

実戦演習と志望校別対策

過去問レベルの演習が中心。志望校別の対策をライブ授業で磨き込み、合格点までの距離を最終的に埋めていきます。英数中心ですが、講習で理社や国語を扱う場合もあります。

また、2025年4月には、高1生向けに「鉄緑会監修の医学科特化コース」が開講されました。鉄緑会監修という時点で、本気度の高さが伝わるはずです。医学部志望のご家庭は、この新コースも要チェックです。

私の経験から申し上げますと、難関大受験で一番の敵は「時間の使い方」です。高1の段階で「合格逆算型」のカリキュラムに乗れているか、気分で参考書を選んで漂流しているかで、高3の秋の景色が決定的に違ってきます。

Sクラス・Aクラスのレベル差と選び方

エベレス高校部の高1・高2講座には、SクラスAクラスの2つのレベル設定があります。これは入会時に、まず決めなければならない項目のひとつです。

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クラス想定志望校目安の学力層
Sクラス東京大・京都大・一橋大・東京科学大・国公立大医学部などの最難関大学進研模試偏差値70以上/GTZ:S1〜S3
Aクラス北海道大・東北大・名古屋大・大阪大・九州大などの難関国公立大、難関私立大、私立大医学部進研模試偏差値60前後〜

「うちの子はどっち?」と迷う方が多いでしょう。私からのアドバイスは、迷ったらAクラスから始めるです。

東大目指してるんですけど、Sクラスとどっちがいいか、本当に悩みます……。

それなら、まずはAから始めてみてください。Aで自信をつけてからSに上げるのは簡単ですが、逆は心が折れます。クラスの変更は電話申込で受け付けてもらえますから、スタートで無理をしないのが鉄則です。

私が塾長として、これまで生徒と保護者に繰り返し伝えてきたことのひとつが、「身の丈より半歩上の環境が、一番伸びる」です。

一歩上だと多くの子は折れます。半歩上のAクラスで、確実に階段を登る。「物足りない」と感じたらSに上げる。この順番が、結果的に一番伸びます。

クラス変更の具体的な手続き・タイミングについて(詳細)

クラス変更は電話での申込になります。AからSへの変更の目安は、現クラスで復習チェック(理解度確認)を安定して8割以上取れるようになってから。逆にSからAへの下方修正は、「授業についていけず、予習の段階で止まる時間が3週連続続いた」タイミングが判断ポイントです。無理に続けるよりも、落としてからもう一度積み上げるほうが、結果的に伸びが早いです。詳細な条件・締切日は、公式の案内またはサポート窓口でご確認ください。

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進研ゼミ高校講座との違いと、併用すべきかの判断基準

進研ゼミ高校講座との違いと、併用すべきかの判断基準

ここが、多くの親御さんが最も迷うポイントです。「エベレス高校部」と「進研ゼミ高校講座」――似た名前の2つのサービスを前に、併用するのか、エベレス単体にするのか、進研ゼミだけでよいのか、決めなければなりません。

結論から先に言うと、これはお子さんの学力層・志望校・学習習慣の3軸で判断する問題です。誰もが併用すべき、ではありません。順を追って整理しましょう。

進研ゼミ高校講座とエベレス高校部の基本的な違い

まず、両者は目的も設計も別物のサービスだということを押さえてください。

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項目進研ゼミ高校講座エベレス高校部
主目的学校授業の予習復習・定期テスト対策・基礎〜応用難関大受験対策に特化
対応教科全教科対応英・数・国(高3は英・数中心)
授業形式紙テキスト+スマホアプリ+デジタル教材双方向オンラインライブ授業+予習/復習ムービー
レベル感基礎〜応用(コース選択で調整)難関大〜最難関大レベル
料金体系月額制(全教科コミコミ)月額制(教科数で変動)
受講費の関係併用でエベレス受講費が10%割引

進研ゼミ高校講座は、学校の教科書に沿って、定期テスト・内申・基礎固めを全教科でサポートする“守り”の教材。エベレス高校部は、難関大入試を前提に、英数国で応用・思考力を鍛える“攻め”の授業。役割が明確に違います。

なんでみんな併用してるんですか!?エベレスだけじゃダメなんですか!

理由はシンプルですよ。エベレスは難関大の応用力を鍛える設計で、学校の定期テスト対策には向いていないんです。内申や評定平均も大事にしたいなら、守り役の進研ゼミが必要になる。両方で役割分担するのが合理的なんです。

「併用すべき家庭」「エベレス単体でよい家庭」「進研ゼミだけでよい家庭」の判断フロー

では、具体的に我が家はどうすべきか。以下の3ステップで整理してみてください。

STEP
志望校のレベルを確認する

志望校が難関大学(旧帝・早慶上理・医学部・国公立上位)以上なら、エベレス高校部は選択肢に入ります。志望校が中堅大学(地方国公立の中堅層・GMARCH・関関同立以下)なら、エベレスはオーバースペックで、進研ゼミ高校講座単体で十分戦えます。

STEP
現在の基礎学力を確認する

学校の定期テストで平均点以上を安定して取れているか。英数国の基礎が定着しているか。基礎が不安定なら、まずは進研ゼミ高校講座または学校の教材で基礎を固めるのが先。エベレスに飛び込んでも、授業のレベルについていけません。

STEP
定期テスト対策と難関大対策、両方必要かを考える

学校の定期テスト・内申対策も大事にしたい(推薦入試や評定平均の加点を狙いたい)なら、併用がおすすめ。学校の勉強は自力で回せて、難関大対策だけ外部に任せたいなら、エベレス単体でもいけます。

この3ステップを踏むと、だいたい以下の3パターンに収まります。

  • 併用が向く家庭:難関大志望/学校の定期テストも落とせない/基礎にやや不安あり
  • エベレス単体が向く家庭:学校の成績は安定/難関大志望/教科を絞って費用を抑えたい
  • 進研ゼミ単体でよい家庭:志望校が難関大ではない/基礎固めが最優先の段階

併用受講者が大半である理由(約90%が進研ゼミも受講)

ベネッセの公式発表では、エベレス受講生の90%以上が進研ゼミも併用しているとされています(中学部のデータですが、高校部でも近い傾向が見られます)。

なぜこれほど併用率が高いのか。業界の内側から見ると、理由は3つあります。

  • 役割分担の合理性:難関大対応(攻め)をエベレス、定期テスト・内申(守り)を進研ゼミで分担するほうが、どちらも捨てずに済む
  • 10%割引のメリット:進研ゼミ併用でエベレスが通常料金の10%オフ。進研ゼミの受講費を差し引いても、トータルで得になるケースが多い
  • 学習サイクルの安定化:週2回のエベレスのライブ授業+進研ゼミの日常教材で、勉強の習慣が自然に回る

ただし、これは「だからあなたも併用すべき」という結論ではありません。90%の人がやっているから自分も、という選び方は、受験では一番危ない思考です。我が家の状況に合うかどうかを、ステップで判断してください。

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メリット・デメリットを親目線で正直に整理

メリット・デメリットを親目線で正直に整理

ここまで読んでいただいた方なら、エベレス高校部の輪郭はだいぶ見えてきたはずです。このセクションでは、親目線での総合評価をメリット・デメリット両面から整理します。

デメリットも遠慮なく書きます。最終判断はあなた自身でしていただきたいからです。

エベレス高校部の5つのメリット

  • お茶ゼミ√+のトッププロ講師の授業が、地方でもそのまま受けられる:首都圏・関西圏の難関予備校に通えない地域ハンデが、ほぼ解消される
  • 双方向ライブ授業+チャット質問で、オンライン学習の欠点を補っている:映像配信型の通信教育とは別次元の学習体験
  • 予備校の数分の1の料金で、同等以上の講師の授業が受けられる:費用対効果で見れば、現在の大学受験サービスの中でも突出
  • 振替・録画視聴で、部活・学校行事との両立が可能:「授業を1回落として取り返しがつかない」プレッシャーから解放される
  • 1教科から始められる柔軟性:弱点教科だけ補強、という使い方もできる

この5つを眺めていて、特にお伝えしたいのは1つ目と3つ目です。地方在住で、近くに難関大対応の塾がないご家庭にとって、これは「助け舟」以上のインパクトがあります。

10年前、同じ状況だった生徒にとっては、都市部の子との差を埋める術が限られていました。それが今は、月額1万円前後で、首都圏トップクラスの講師の授業を自宅で受けられる。時代が変わりました

入会前に必ず知っておきたい5つのデメリット

続いて、デメリット。こちらを知らないまま契約すると、「聞いてない」という不満につながります。正直にお伝えします。

  • 対応教科が英数国のみ(高3は英数中心):理社は別途対策が必要。これを黙って契約すると、高3の秋に慌てることになる
  • 基礎ができていない子はついていけない:授業レベルが高いため、学校の基礎がグラついている段階では消化不良を起こしやすい
  • 本人の自主性が必要:予習ムービーを見る、授業中にチャット質問する、復習ムービーを見直す。この能動性がないと、ただ授業時間を過ごすだけで終わる
  • ライブ授業の時間帯が固定:高1・高2は19:30〜22:00の枠が中心。部活後で組みやすい設計ではあるが、早寝の生活習慣の子には合わない
  • 自習室・対面コーチングはない:予備校にあるような「自習環境」「チューター面談」「志望校相談」の手厚さは、エベレスの守備範囲ではない

この5つのうち、1番目(理社対応なし)と3番目(自主性必要)は、対策を立てれば乗り越えられるタイプのデメリットです。2番目・4番目・5番目は、お子さんの適性や環境に関わる、乗り越え難いタイプのデメリット。ここの見極めが、入会判断の分かれ目になります。

デメリットを軽減するための親の関わり方

「自主性が必要」と聞いて、「うちの子には無理かも」と感じた親御さんへ。安心してください。親の関わり方次第で、自主性の有無は補完できます。ここは私が指導現場で繰り返し見てきた部分なので、具体的に書きます。

週ごとの授業時間を家族カレンダーに書き出す

受講する曜日・時間帯を、家族全員が見える場所のカレンダーに書く。夕食の時間をずらす、テレビの音量を下げるなど、家族全体で「その時間は受験生の時間」を守る。これだけで挫折率が下がります。

予習ムービーを視聴できたかだけ確認する

内容を確認する必要はありません。「今週の予習ムービーは見た?」と週1回聞くだけ。見ていなければ「じゃあ今日見ておいて」と一言。それ以上は干渉しない。親の関与は”軽い監視”の温度が最適です。

月1回、模試の分野別正答率を一緒に見る

判定(A〜E)ではなく、分野別の正答率に注目する。どこが弱いか、どこが伸びているか。これを親子で共有すると、「自分の勉強が見られている」という健全な緊張感が生まれます。

親の関与は、軽く、継続的に。熱心に口出ししすぎるのも、完全放置するのも、両方失敗パターンです。私自身、母親から「勉強しなさい」と言われるたびにやる気が消えていく浪人生でしたから、よく分かります。

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どんな子に向いている?向かない子の見極めチェック

どんな子に向いている?向かない子の見極めチェック

ここまでの情報を、「我が子に合うか/合わないか」という最も切実な問いに落とし込みましょう。口コミも料金も授業内容も、結局は我が家の話にならなければ、参考情報のまま終わってしまいます。

エベレス高校部が向いている子の3条件

私の業界経験から整理すると、エベレス高校部が本領を発揮する子には、以下の3条件が揃っています。

エベレスが向いている子の3条件
  • 条件①:難関大を志望している――旧帝・早慶上理・国公立上位・医学部医学科など。志望校のレベルが難関帯にないと、オーバースペックになる
  • 条件②:学校の基礎学習は安定してこなせている――定期テストで平均点以上を安定して取れている、英数国の教科書レベルは一通り理解できている
  • 条件③:オンライン受講でも自分から手を動かせる――または、家族のサポート(カレンダー管理・軽い声かけ)を受けられる環境がある

この3つが揃っていれば、エベレス高校部は「一年後、景色が変わる」投資になり得ます。逆に言うと、この3つのどれかが大きく欠けている場合は、入会しても効果が薄い、もしくは挫折のリスクが高い、ということです。

向いていない可能性が高い子の3条件

一方、エベレス高校部が向いていない可能性が高いのは、以下のようなお子さんです。これは見送る勇気も大切だということをお伝えするためのセクションです。

  • 基礎が不安定:学校の定期テストで平均点以下が続いている/英数国の教科書レベルでつまずきがある――こういう段階の子がいきなりエベレスに入ると、授業のスピードに追いつけず、自信を失う方向に作用します
  • 志望校が難関大レベルではない:地方中堅国公立・中堅私大などが志望なら、進研ゼミ高校講座単体や、地元の塾で十分戦えます。エベレスは「過剰装備」です
  • 自分で予習・復習の習慣を作る力が全くない:かつ、親も忙しくて軽い声かけすらできない家庭。この条件だと、週2回のライブ授業だけをこなして終わる可能性が高い

俺、基礎がまだグラついてるし、志望校も決まってないし……向いてないかも。

でも、今から基礎を固めて、志望校を決めれば、半年後には候補に入るかもしれませんよ。「今の自分」じゃなく「3ヶ月後の自分」で判断するのもアリだと思います。

「今の状態」で向いていないからといって、半年後も向いていないとは限らない。大事なのは、現時点で正直に自己評価して、必要なら基礎固めに時間を使う、という判断ができることです。

中学部からの継続組とそうでない子の違い

最後に、実務的な観点をひとつ。エベレスには中学部もあり、中学部から高校部に継続する生徒と、高校から新規で入る生徒がいます。この2つには、スタート時点で差があるのも事実です。

中学部からの継続組は、ライブ授業の受け方、予習・復習のサイクル、チャット質問の使い方など、学習の型が既に身についている状態でスタートできます。これは有利です。

一方、高校から新規で入る生徒は、最初の1〜2ヶ月で生活リズムを作り直す必要があります。ライブ授業の時間に合わせて夕食を済ませ、予習ムービーを視聴する曜日を決め、復習ムービーの見直しを週末に組み込む。この型が定着するまでが正念場です。

中学部からの継続が有利なのは間違いないですが、高校から始めて伸びた生徒も多数います。問題は「スタート時期」ではなく「習慣化までの3ヶ月」ですね。

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英数国3教科の弱点をどう埋める?理社対策の現実解

英数国3教科の弱点をどう埋める?理社対策の現実解

エベレス高校部の最大のデメリットは、対応教科が英数国のみ(高3は英数中心)であることです。このセクションでは、このデメリットへの具体的な補完プランを、業界目線で提示します。

先に結論だけ述べておきます。難関大合格者の9割は英数国で合否が決まります。理社は「落とさない」レベルに仕上げれば十分戦えます。エベレスの教科設計は、実はこの原則に沿っているんです。

国公立志望は共通テスト対策で理社を固める

国公立大学志望の場合、理社は「共通テスト対策+志望校が要求する二次理科」の2段構えで考えます。

多くの国公立大は、共通テストで理科1〜2科目、社会1〜2科目を課します(志望学部による)。ここは、進研ゼミ高校講座の共通テスト対策教材+学校の授業+共通テスト過去問で、十分戦えるレベルに到達できます。特別な塾や教材は必要ありません。

旧帝理系など、二次で理科を課す大学を志望する場合は、話が少し別です。二次レベルの理科(物理・化学・生物)は、以下のような市販の名著で対応することが現実的です。

  • 物理:『良問の風』『名問の森』『物理のエッセンス』などの定番問題集シリーズ
  • 化学:『重要問題集』『化学の新演習』などのスタンダードな演習書
  • 生物:『基礎問題精講』『生物の良問問題集』など、志望校レベルに合わせて

これらは書店で手に入る教材で、1冊1,500〜2,500円程度。受験の”定番装備”です。どれを選ぶべきかは、学校の先生や、エベレスのチャット質問で講師に相談するのがよいでしょう。

難関私立志望の理社・社会対策

難関私立(早慶上理・GMARCH・関関同立など)志望の場合、英数国に加えて、地歴科目(日本史・世界史・地理)や、理科1科目が必要になるケースが多いです。

地歴科目については、以下のような定評のある参考書で対応できます。

  • 『実況中継』シリーズ:講義調でストーリーが頭に入る
  • 『ナビゲーター』シリーズ:通史の流れを掴みやすい
  • 一問一答・用語集:知識の定着用

独学が不安な場合は、スタディサプリの高校・大学受験講座を補助的に使う手もあります。映像で地歴科目を学ぶには十分な内容です。エベレスほどの対話性はありませんが、独習の補助輪としては悪くない選択肢です。

理社対策を自宅学習で回すための学習計画テンプレ

最後に、エベレス高校部を軸にした週次学習計画の一例を示します。これはあくまで叩き台で、お子さんの志望校・現在の学力に応じて調整してください。

スクロールできます
時間帯内容
平日:学校終わり〜夕食前学校の宿題+進研ゼミの定期テスト対策
平日:夕食後〜就寝前エベレスの予習ムービー視聴 or 理社の自宅学習
エベレス授業日:19:30〜22:00エベレスのライブ授業(英数国、週2〜4回)
週末:午前エベレスの復習ムービー+習得チェックのやり直し
週末:午後理社の問題演習+過去問ちょい読み

このスケジュールを見て、「詰めすぎでは?」と思われた方もいるかもしれません。正直に言うと、難関大を狙うなら、高3の夏以降はこれでもまだ足りないくらいです。

ただし、高1・高2の段階ではこの半分〜7割でも構いません。大事なのは、「週のどこで何をやるか」が固まっていることです。

難関大合格者の9割は英数国で合否が決まります。理社は”落とさない”レベルに仕上げれば十分。エベレスの教科設計は、実はこの原則に沿っているんです。弱点ではなく、むしろ合理的な絞り込みですね。

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入会前に絶対やるべき3つのこと(無料体験の使い方)

ここまで読んでいただいて、「エベレス高校部、ちょっと前向きに検討してみようかな」と感じた方へ。いきなり契約するのは早計です。必ずやっていただきたい3つのステップがあります。

公式サイトの無料体験授業で「講師の相性」を確認

まず第一歩は、公式サイトの無料体験授業を視聴することです。ベネッセの公式サイト(https://kou.benesse.co.jp/everes/)には、実際の授業サンプルが掲載されており、誰でも無料で視聴できます。

ここで確認すべきは、講師との相性です。どれだけ実績がある先生でも、お子さんとの相性が合わなければ効果は半減します。親御さんだけで見るのではなく、必ずお子さんと一緒に視聴してください。

時期によっては、初月無料キャンペーンや特定月号の受講費割引など、実際に1ヶ月受講してみてから判断できる施策が用意されていることもあります。こうしたキャンペーンは、言わば「お試し期間」です。使える時に使いましょう。

資料請求で実際のテキスト・授業サイクルを把握

二つ目は、資料請求です。資料請求は無料で、エベレスのテキスト見本や授業スケジュール例、料金詳細などが冊子で届きます。

ここで親御さんが確認すべきは、以下のポイントです。

  • テキストの難易度は、今のお子さんに合っているか(少し手ごわい程度が適正)
  • 授業スケジュールが、部活・学校行事と衝突しないか
  • 料金の総額が、家計の月次予算に収まるか

また、時期によってはAmazonギフトカードなどの資料請求特典が用意されていることもあります。公式サイトで最新情報を確認してみてください。

退会条件・最短受講期間を事前確認

三つ目、地味ですが重要なのが退会条件です。「合わなかったら辞める」という出口を確認してから入るのと、しないで入るのとでは、心理的ハードルが違います。

エベレス高校部は月払い制で、基本的に月単位で退会可能です。ただし、退会の締切日が月ごとに設定されているため、「今月で辞めたい」と思ったタイミングですぐに止められるわけではありません。締切日は公式サイトまたは電話窓口で確認できます。

「合わなかったら辞める」前提で始めるのも、受験期の判断としては悪くありません。1ヶ月試して違うと思ったら撤退、合うと思ったら本腰。この機動性を活かすのも、オンライン塾ならではの利点です。

親子で話し合うチェックリスト

最後に、入会を決める前に親子で確認してほしい5項目を、チェックリスト形式で置いておきます。全部に「はい」が付けば、入会しても後悔する可能性はかなり低いはずです。

  • 志望校のレベルは?――難関大(旧帝・早慶上理・医学部・国公立上位)に該当するか。本人の本気度は?
  • 家計として月額いくらまで出せるか?――長期的に出し続けられる水準か。塾代で家計が破綻しないか
  • 家のネット環境は大丈夫か?――光回線の有無、受講場所の電波状況
  • 週2回の時間帯に部活・学校と衝突しないか?――授業時間帯19:30〜22:00に無理がないか
  • 本人が「ライブ授業を受ける」ことに前向きか?――動画視聴型ではない緊張感に、本人が納得しているか

このチェックリストは、スクショして冷蔵庫に貼っておいてもいいくらい大事な項目です。契約した後に「聞いてない」をなくすための、親御さんへのお守りですね。

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よくある質問(FAQ)

ここまで解説してきた内容の中で、細かい疑問として残りやすい7つをQ&A形式で整理しました。検討の最終フェーズで、この項目だけ見直す方もいらっしゃると思います。

Q1:エベレス高校部だけで東大・京大・医学部に受かりますか?

理論上は可能ですが、現実的には「エベレス+学校+市販問題集+過去問」の組み合わせが必要です。英数国の授業の質はトップレベルですが、理社・二次論述・志望校別の過去問演習は、自分でも回す必要があります。エベレス単体で受かるというより、「エベレスを軸に、学習設計全体を整える」発想が正解です。

Q2:進研ゼミ高校講座を受講していないと入会できませんか?

入会できます。エベレス高校部は進研ゼミ高校講座の加入を条件としない単体受講が可能です。ただし、進研ゼミ高校講座を併用している場合は、エベレスの通常料金から10%割引が適用されます。

Q3:無料体験だけで判断するのは難しそうです。何回か受けられますか?

公式サイトで複数の授業サンプルが視聴できます。また、時期によっては「特定月号のみ無料」「初月無料」などのキャンペーンも実施されており、実際に1ヶ月試してから継続判断できる場合があります。最新のキャンペーン情報は公式サイトでご確認ください。

Q4:授業についていけなくなったらどうすればいいですか?

まずは復習ムービー(授業の録画)を倍速で見直す、予習ムービーをもう一度確認する、チャットで過去の授業分の質問をする、といった対処を。それでも難しければ、SクラスからAクラスへの変更を電話申込で検討してください。無理に続けるよりも、一度レベルを落として自信を取り戻すほうが、結果的に伸びが早いです。

Q5:スマホでの受講はできますか?

技術的には受講できますが、公式からは非推奨とされています。チャット質問のやりとり、テキスト参照、板書の視認性などを考えると、PCまたはiPadでの受講が学習効果の観点から推奨です。スマホしかない場合は、まず環境整備から検討しましょう。

Q6:海外在住でも受講できますか?

海外受講は対象外とされている場合が多いです。留学中・海外駐在中のご家庭は、入会前に必ずベネッセの窓口で受講可否を確認してください。

Q7:途中でSクラスからAクラスに変更できますか?

変更できます。電話で申込手続きを行う形になります。逆にAからSへの変更も可能ですが、変更の締切日が月ごとに設定されているので、切り替えたい月の前月までに手続きする必要があります。詳細は公式サイトまたはサポート窓口でご確認ください。

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まとめ:エベレス高校部は「地方・中間層・費用重視」家族に刺さる第一選択肢

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。最後に、これまでの内容を一言でまとめておきます。

エベレス高校部は、難関大志望・地方在住・部活両立・予備校費用を抑えたい家庭にとって、”代替案”ではなく”第一選択肢”になりうるサービスです。

ただし、以下の3条件が揃っていることが前提です。

入会を前向きに検討できる3条件
  • お子さんの基礎学力が安定している(学校の定期テストで平均点以上が継続)
  • 本人にライブ授業を受ける意志と、自主性(または親の軽いサポート)がある
  • 理社の補完計画が家族で共有されている(進研ゼミ併用 or 市販問題集 or スタサプ)

この3つが揃っていれば、月額1万円前後で、首都圏トップクラスの講師の授業が地方の自宅に届くという、10年前なら信じられなかった環境を手に入れられます。私が2浪時代にこれを知っていたら、親に100万円も払わせる必要はなかったでしょう。

一方、基礎がまだ不安定、志望校が難関帯ではない、本人も親もオンラインに慣れていない――そういうご家庭では、急いで入会する必要はありません。基礎固めの3ヶ月を過ごしてから、改めて検討するという判断も、十分賢明です。

大事なのは、「みんなが受けているから」「安いから」「広告で見たから」で決めないこと。我が家の状況、お子さんの学力、志望校、家計、生活リズム――これら全てを考慮した上で、「我が家にとって最適」と言える判断を下すことです。

入会する、見送る、3ヶ月後にもう一度考える。どれを選んでも、この記事があなたの判断の役に立てば本望です。

受験は情報戦です。でも、情報収集だけで時間を使い切らないでくださいね。決めたら動く。合わないと思ったら撤退する。このスピード感が、合格を呼びます。

最後に。あなたが今、受験を控えたお子さんを思って、この長い記事を夜遅くまで読んでくださっていること、その姿そのものが、すでにお子さんへの大きなギフトです。どうか、ご家族で話し合う時間を、たっぷり取ってあげてください。結果がどう出るにせよ、その時間は残ります。

お子さんの大学受験が、家族にとって少しでも温かい思い出になることを、心から願っています。

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